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 ウォマック作品の登場人物をダシに、自分の持っている「ガイジン顔」の引き出しの中身を再検証しようという個人的練習ページです。

追加1:「Ambient」編
追加2:「Elvissey」編









「テラプレーン」でのジェイク。
この手の「冷酷な殺人者」キャラのクリシェを避けようとして避けきれずに大事故、みたいな感じで少々気まずいです。あと、この手はヒドい。0点。








こちらは「ヒーザーン」のジェイク(使用前)。すきっ歯ははずせないポイントなのではないかと思います。



……サッチャー・ドライデン。
映画化された作品のキャストを見て「まあこれもアリかな」と
とりあえず言ってみるような、微妙な気持ちになりました。ヤンキー感に欠けるのが
最大の欠点でしょうか。また別なアプローチで描いてみたいところですが、
「上唇がMの字にまくれ上がる」というところははずせません。なんとなく。
ジャック・ニコルソンっぽい狂気をもっと足したいです。



バーナード。
個人的にはこの人のイメージはジョン・リスゴーです。
もっとスカした横文字職業っぽさを出したかった。
「成功者の顔をしていない成功者」だと思います。
サッチャーの下で働かなければいけない屈辱以上に
ジョアナをものにできない鬱屈が顔に現れている、という感じで。




ドク(ノーマン・クォールズ)。
マンガっぽくなってしまいました。あとで描き直そう。
混血がほとんどまったくないアフリカ直系の顔でないと
いけないわけで、肌の色はしっかりと濃く。
黒くすること以上に、いかにリアルにテカらせるかが
アフリカンの人たちを描くときのツボではないかと
思いましたが失敗しました。




ルーサー。
こちらはもっと薄い肌の色で。
重くさがった上まぶたは必須化です。いろいろと地獄を見てきた
人物にふさわしい、ほどよく死んだ眼を描くよう心がけました。
この絵はかなり自分のイメージ通りです。




ジョアナ。
この人はとにかく儚げな顔をしていなければいけない、という
思いこみで頑張りました。40を過ぎてなお夢見る少女の心が
残っている「いいんだかわるいんだか」感がうまく出ているで
しょうか。もうちょっと表情が欲しかったかなとは思います 。
この人はかつてはバーナードの、その後はサッチャーの庇護の
もとにあって、本当のどん底を経験せずに済んでいるので、
浮世離れしたフワフワ感が失われずにいるんではないでしょうか。




ためしに髪を長くしてみたバージョン。
結局のところ、髪の色もスタイルも、顔の輪郭もどうでもよくて、
ただ表情だけをきちんと描ければジョアナになる、という気がします。
残念ながら自分の技量ではここどまり。




おまけ↓





今後の課題…レスター、ワンダ、ガス、エイヴィ、オクチャブリャーナ、スクラートフ
(ロシア人ってどう描くの?グルジア人との違いは??難航必至!)