仮免Javascript



ちょっとここ押してみてください。








これが本日の練習成果でございます。

ただ今午前4時でございます。

やばいです。
死にそうです。

おやすみなさい。



(つづく)


 

寒くなりました


(前回の続き)

さてその松茸を、



切ってみたらば案の定。



「美味かったよ!松茸すげえ美味かったよ!いっぱい
食って腹一杯だからもう寝るよ!おやすみ〜!」
(松茸にお住まいの虫さんより)



「食うな〜〜〜〜!!!」




閉山まぎわの炭坑みたいなトンネル網が。
そりゃもう、松茸じゅうに。

しかし茶碗蒸しには特にこれといった支障もなく。

美味かった、と。


あとは…



も、もう思い出せない。


10日というのはまったくもってハツカネズミ風に
いうところの大昔なわけで、
おかげさまでこのメニューのページも模様替えを
いたしまして、すいません、
ますます見づらくなりました。

いやもう、Javascriptなんて使うもんじゃないですね。
てんこ盛りに仕込んどいて何ですが。
しかもアホみたいに時間がかかっちゃいましたが。

こんなよけいな技術覚えてられるか!と言いながら
一旦始めるとどんどん深みにはまっていくから
大変です。
しかもいまいち報われません。

作る苦労と結果のショボさとの鮮やかな落差が、
まるで素人が打ったうどんのような、あるいは
これがうまいんだからっていってわざわざカマドで
ご飯炊いたら焦げちゃったよみたいな、
そんなたそがれ風味の午前3時を本日も迎えたところで
ございますが、皆様におかれましてもさぞかし、毎日
柿を食ってるんだろうなあと思うわけでございまして、

柔らかい柿って、好きですか?

僕は堅い柿が好きなんですよ。


「この世には2種類の人間がいる。柔ら(以下略)」



もうそろそろ、ストーブなしでは。


よくふくらんだシュークリームと虎

作っただけで満足してしまい食う気まったくなし


(つづく)


 

信州キノコ旅


スノコが土に、還る秋。


「何?その寝言は一体何?」


説明しましょう!(寝言で)


うちの風呂場のスノコって、檜なんですよ。

買ったばっかりの頃はいい匂いがしました。
「檜御殿」という言葉が頭に浮かびました。
スノコ一枚で御殿はないだろうと突っ込みました。

木で出来てるからどのくらい保つのかなあ?なんて
思っていましたが。


あれから3年。


スノコはになったというわけで。


微生物くん達が昼夜を問わず突貫工事!
エサは何?エサは何だろ? …考えたくない。

すでに3枚ほど板を踏み抜いてしまったこのスノコ、
こっちの方がスポンジ状にぶよぶよぶよとして、
こっちは触るとモロモロに崩れて、そして全体が、
焦げたみたいな真っ黒け。

ライフ○ペースでナニだったおとうさんもこんな感じ
だったのかなあって思いながら風呂に入る毎日です。
不謹慎ですいません。でもうちのスノコは別に臭く
ないですよ。ますます不謹慎ですいません。

目下の関心事は、いつになったらキノコが生えて
くるのかということです。

網で焼いて食うのが夢なのです。
湯船に熱燗の盆を浮かべて一杯やるのです。


キュ〜〜ッ


その後救急車で運ばれてみたりとか。

いいんです。
ステレオタイプを恐れちゃいけないんです。
いや、そうかな。


そしてキノコと言えば、

長野に行って来たんですよ。


え?話がつながってない?
大丈夫です。あとでつながります。

名付けて、
「失われた五輪探しツアーin長野」。

ナガーノーって言ってみてください。
ああ懐かしい。

かの地に残されたオリンピックの痕跡を探すのが、
我々の旅の目的です。
五輪をめぐる冒険なのです。

まさかの開催地決定に日本中が沸き、山深い自治体の
ふところが急にジョギングを始めたおとうさんの脇腹
みたいに激しく痛んだ、あの年。

オリンピックという怪物が人の心の狂騒のスイッチを
押して押して押しまくった事故現場を、2年後
(でしたっけ)の今、再検証してみようじゃあ
ありませんか!


つまりすなわち、「五輪寿司」。


あるいは「パチンコ五輪」。
「ホテル・アスリート」
「パブ五輪ピック」
「名物メダル饅頭」
「ふれあい居酒屋・選手村」
「オリンピック地蔵」
「聖火女学院」
「オリンピック」
最後のは実在するスーパーでした。

そんなすてきなイマジネーションの落とし子たちが
あっちこっちにごろごろしてるのを見て、あなたは
正気でいられますか?なんで正気でいられないわけ
がありますか?どこかお悪いんですか?大丈夫ですか
もしもし?


そんなのどこにもなかったんですけども。

「ああ、やっぱり。」

ひとつだけ、「五輪大橋」というのが見つかって、
我々の口からちょっと満足げな失笑がもれましたが、
いやそもそもホントにそんなこと気にしてたのはここに
いるばかなクラタさんだけだったんですが、
なんだよ、つまんないなあ、もう。

で、かわりに豊作だったのは何かというと、
そう、キノコ。(ほらつながった)


「食べると一人増えるよ!」
「食べると一人増えるよ!」

叫びながら盛んにジャンプを繰り返すので
ああ、あれはやはり毒キノコであったかと思い、
吾作は猟銃を取り上げ、慎重に狙いを定めると
引き金を絞ったのだが、銃口からはなにやら
屁のようなものが出るばかりで吾作の意識も
また急激に濁ってゆくのであった。

「こいつはキツい一発だぜ、メーン…」



とまあ、途中のところ申し訳ないんですけど、
いまさっき電話がありまして、
あした松茸を食わせてもらえるらしいので
もう寝ます。

ぜんぜん本題に入ってないですが、いいです、続きは
またこんど書きます。

…え?

いや、続きはあるんですよ!長野に行ってたのは
ほんとの話ですよ!街頭演説中の元作家の田中ナントカ
さんも見たんですよ!
まあそれはどうでもいいんですけども。

「お吸い物と茶碗蒸し、どっちがいい?」という
選択肢に迷わず「茶碗蒸し!」と答えた
クラタさんの選択の正しさはいかに?

期待とともに、おやすみなさい。



(つづく)


 

キャタピラー君


さて、予告通りに栗おこわに着手したクラタさんは
まずは栗の皮をむき…



すると中から。


虫。


虫虫。




虫虫虫虫虫ムシムシムシ〜〜〜〜ッッ!! 「YEAH!!(虫)」 「わーォ!!(俺)」 「きっ君たちは、こっこんな所で(眼鏡上げ上げ)」 「先公にチクんじゃねーぞ(談)」 まったくもうどいつもこいつも、美味しい栗をたらふく 食ってころころ太ってますよ。 健康優良不良イモ虫ですよ。 イモ欽トリオみたいなもんですよ(違います)。 あとね、食ったあとの通り道にうんこを詰めて塞ぐのは やめなさい。 非常にやな感じです。 でまあ、もちろん出ていってもらいましたよ。 路頭に迷ってもらいましたとも。 「なんだよう、アタイらが最初に見つけたんだよう」 「お黙りこのスクワッター共が!とっとと出ていく ザマス!あたくしが大家なんザマス!」 「もう全部食っちゃったよーだ!(捨てゼリフ)」 いやー憎たらしい。 あと、剥きながらちょっと思い出したのが「かぐや姫」。 あれってね、最初の竹やぶの場面で、おじいさんは よく竹をちょうどいい位置でカットできたなあって みんな思いませんでしたか?もう数センチ下を斬って たら大変なことになってたわけですよ。 「そういうときはホラ、気配を察してすばやく首を ひっこめてくんなきゃあ…」 って後からぼやかれても困っちゃいますね。 そんなこともふと思い出してみたりしました。 「ザックリうわあど真ん中!?」 そんな悲劇の連続でした。まーいーか。虫だし。 で、そうやって全部むいたらね。 食われたところをいっぱい捨てたらね。 うわあ… すくない。 あ、そうそう、もらい物の栗だから始めからあんまり 数はなかったんですよ。 その上、やつらの腹ん中にだいぶ収まってしまった ようです。ちょっとくやしい。 ムツゴロウさんなら迷わず奴らも一緒にご飯に炊き込む ところですが、そのほうがなんか栄養もあるような気が しますが、それはそうと僕はけっこうムツゴロウさんの ファンなので、あれだけ今まで長いことハチャメチャ やって損失は指一本だけって、やっぱりスゴイと思う わけなんですが、えーと、まあとにかく、いいや、 炊き込むのは栗だけで。 さて、みなさん(みなさん?何人?)もすでにお気づき の通り、 「食のよろこび探求サイト(あと酒も)」 としての方向性がほぼ固まった当サイトですが、 おや? なんか中身も増えたみたいですよ。 (メニュー参照のこと) 何?きみはせっかくの連休中にどこにも行かずに、 こんなのをチマチマと作ってたの? いえ、むしろ栗を剥いて過ごしました。 そうなんです。 (話を戻して)栗おこわなんです。 「栗おこわッス!」 体育会系風に叫んでみましたが意味はないです。 栗ですね。 で、もち米ですね。 あと、五穀米というのを入れてみました。 もちきび、丸麦、そば米、緑豆、古代米という 5種類の穀類が入っていて、小鳥が大喜びしそうな ラインナップです。 古代米というのが紫色をしていて、これを混ぜて炊くと ご飯が紫色になります。なかなかきれいです。 さて、問題の栗は、甘露煮にして後からご飯に 混ぜることにしました。 いえね、さっきから栗おこわ栗おこわと力こぶ入って おりました訳ですが、 じつは栗なら甘露煮が一番好き。 「なんじゃそりゃ!(虫ツッコミ)」 …甘党なので! 「それはもう聞いたから」 月並みで申し訳ありませんが、美味かったわけで。 五穀米は歯ごたえに富んで味わい深く、紫のご飯に 黄色い栗が色鮮やかで、メシ食ってるときにニタニタ 笑うんじゃありません!(ママ突っ込み)みたいな 感じに美味でした。 そうしてニタニタ笑いながら噛みしめるにつけ、 まぶたに浮かぶのはもちろん、ころころと元気に栗を むさぼり食ってたあのイモ虫たちの姿です。 ああ…君たちにもこれを食べさせてあげたかった… …いや、別にそうでもなかった。 いま我に返りました。 というわけで次回はイモ虫料理の巻! イモ虫が食ったら喜ぶんじゃないかという料理を 探求します。 自分で言っててまったく意味がわかりません。 眠いです。


(つづく)


 

酒スウィーツ


とあるお宅で飲み会でした。

ちょうどその月が誕生日だった人と、ちょうどその
月に転職した人と、その他いろいろをまとめて
祝っちゃおう、というのはあくまで建前で、本音は
単に飲みたかった、あいやいや、実はもっと
高尚な目的が、その場に集まった全員に共通のある
目的が、あったんですよ、もしもし、聞いてます?
…って、読んでるんですよね、そうですね。
(つづく)


ところでこのお宅、けっこうでかい一軒家で、そこを
友達同志の3人でシェアして住んでいます。

この3人がたまたま名字に同じ漢字を使っているので、
その漢字ひと文字をとって
「○ハウス」と名付けられました。
○んとこはちょっと伏せておきますけども。

まあ要は、
田中さん、中島さん、金大中さんの3人だったら
「中ハウス」、
米沢さん、久米さん、亜米利加村さんなら
「米ハウス」
野アシッド村さん、山アシッド口さん、袋アシッド小路
さんの3人だったら
「アシッドハウス」… …とか……




そういう事なんですよ。 (寒さにふるえながら) *その他のハウス 「轟ハウス」 「セキスイハウス」 「段ボールハウス」 「流れるハウス(堤防決壊)」 「シロアリハウス(アリクイさん大喜び)」 「●皇ハウス(無駄に広い)」 「服がそのままハウス(駅とかで寝る)」 「上がハウスで下は大火事、なーんだ?」             答:焼きハウス なんの話だっけ。 あ、そうそう、集まりには一応決まりがあって、 「一人一品(以上何品でも)」。 みんななにか料理を持っていかないとなにも食べさせて もらえないというシステムです。 「ジャングル大帝」に出てきた動物レストランを 思い出してください。 ああいうのを原始共産制って言うんでしたっけ? ジャングルの中にぶっとい道路を通すのは自然破壊 なんじゃないのかなーとか、あれを読んでて思いま せんでしたか? いや、僕も全然そんなことは思いませんでした。 (当時5歳) 僕は春巻を持っていったんですが。 包むのがめんどくさいので現地でみんなに包んで もらったら案の定、違う何かも一緒に包まれて、 揚げてみたらばビックリでした(ヤミ春巻の誕生)。 でも一応は食べられる物を、それもしょっぱい物 だけを包むという程度には良識を持ち合わせた人々 ばかりだったので、この家がアニマルハウスになる ことは決してあるまいとホッと胸をなでおろす羊小市民 シェフ。そもそも家主全員女性だし。 関係ないけどバナナ春巻ってうまいですよね。 いや、食った食った。 飲んだ飲んだ。 しかし何かがおかしい。 初めのうちはあんなにサバンナの肉食動物っぽい野生の ダイナミズムで皿に襲いかかっていた箸の動きが、 急にぴたりと止まります。 「あ、もうこの辺でやめとかないと」とか言ってます。 一同は何かを待っていたのです。 誰もが胃袋の片隅に、それ用の特等席を用意して 待っていたのです。 高まる期待。 そしてそれが出てくるとみんな「ワー!」とか 「キャー!!」とか叫びました。 皿の上でぼよんと揺れる巨大なプリン状の物体。 そう、それはまさにでかいプリンだったのでした。 正式名称なんつったっけ。 あそうだそうだ、パンナコッタパンナコッタですよ。 「なんてこっ(射殺)」 まあプリンみたいなもんですよね。 しかしこのでかいプリンをなめてはいけません。 (…ところで、まだ読んでますか?) このパンナコッタには、ある秘伝のレシピに基づき、 生クリームに対してブランデーがの割合で 混入されています。 するとどういうことになるか。 出来上がったものは、お菓子ではなくて 「固体の酒(バニラ+カラメル風味)」 になるんですよ。 我々があんまり日常生活で出会うことのない、 「ポン酒よりもアルコール度数の高い菓子」 なんですよ。 いや、実際にはそんなに度数は高くないはず なんですけどね。 しかしひと口食べた瞬間に脳天を直撃する濃厚な アルコールのナニが、もう、とにかく、ナニですよ、 言語中枢が真っ先にやられちゃって全員無言でゆるい カオしてヘラヘラ笑うから不思議な儀式のようですよ。 ……う、うま(絶筆) ぐらいに美味いんですよ。 酒(ワインとか)で口をすすいでは、また一口。 全員かなりやばい目つきになってます。 とにかく酒が水のように感じられてしまう濃厚さ。 ブランデーだけじゃなくて、生クリームの分量が そもそもハンパじゃないんですね。 世界で4つめの珍味といったら絶対これですよ。 もう自分が飲んでるのが何なんだかわかんなく なっちゃって、加速的に増えて行く酒量。 そしてやっぱり、 この日も犠牲者が出てしまいました。 介抱しましたよトイレで。 さっきまであんなにはしゃいでた人が泣いてます。 だからあれは菓子の皮をかぶったモンスターだと 言ったじゃないか!(言ってない) でも本人に悔いはないようです(そうかな)。 一同、翌朝はかなり爽やかじゃない目覚めに なりました。 起きあがって来ない人もいました。 でも別に悔いはないらしいです(どうかな)。 そういう菓子なんです。 ちなみに、秘伝のレシピの持ち主は、小学校に上がる 前からこれを食ってたそうです。 ついに体をこわして、こないだまで禁酒状態でした。 いかす。 「また作ってね」が我々の合い言葉でした。 中毒患者特有の変な熱気がこもっていました。 ところで、訳あって次回はたぶん栗おこわの話に なると思います。 乞うご期待!(俺が)


(つづく)

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