豆食ってYEAH


「きみちょっと脳味噌にシワ寄ってるんちゃうか」




そんなおとぼけ課長のコメントの破壊力に破壊され、
休日出勤の午前3時に社内のすべてのモニタを粉砕
して消息を絶ったトオルはその6ヶ月後、コンビニの
コピー機に顔を押しつけて撮ったとおぼしきセルフ・
ポートレイトを、同じくコンビニのファックスから
社内の全部署に送信してきたのだったが、それを
最初に発見した女子社員はおもわずトイレに駆け込み
鏡で自分の顔をチェックしてしまったほど、
鼻毛が、鼻毛がもお、


ワッサ〜〜〜〜ッ と鼻の穴から5cmあまりも飛び出してるわりには 眉毛はまったく無かった。 「奴も自分と闘っているんだ」 「歯もないですね」 「きっと一回り大きくなって帰ってくるさ」 「家族に連絡します?」 「そっとしておいてやろうじゃないか」 そっとしておかれてますか? ひょっとしていかれてますか? いろいろあったけど、いまは元気ですか? こちらは風邪を引いてます。 ちょっと、体が、だるいです。 「もはや私は、いつ死んでもいいほど、年老いた」 とある短編小説の、そんなおそろしい結びの一文が ふと頭によみがえり、恐れおののく風邪引き半無職。 ああ、おいた。おいた。 としおいた? 「としおいたはいけません!!(体罰&体罰)」 「だー!(70歳からのロシア語)」 そんな老人性長眉毛および老人性鼻白髪の、輝ける あしたの未来に羽ばたくべく、日夜仕事に励んで います。 鼻声です。 しかしここへきて、この状況に追い打ちをかけるかの ように、豆菓子病を発症してしまっ

ポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリ ポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリ ポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリ 「きみ前世はリスだったんちゃうか(談)」 ああ、来世はせめてリス猿に(霊長類だし)。 それはそうと、 バナー作ってたのを忘れてました。 犬もなんか食ってますが、豆菓子でなければいいと 願うばかりです。(親心)


(つづく)


 

戦争をしたがる子供たち


もう2度と座薬は口にするまい。


そう誓った幼稚園児58号だったのだが
その舌の根も乾かぬうちにさっそく
耳につっ込んでるよ、耳につっ込んでますよ
保母さん!保母さんてばちょっと!

「あらやだわ」

すかさず保母4号の猛ツッ込みが後頭部に炸裂!
虫食いだらけの乳歯をまき散らし、回転しながら
宙を飛ぶ園児の姿は、どこかクラッシュしたF1
マシンのようで、つい見とれてしまった園長A。

「仕事熱心でいいですね(慈母の笑みで)」


しかしそんなことで鎮圧させられてしまう園児
たちではありません。


なぜなら、子供は、遊びが仕事!


「我々に仕事を!福利厚生と3ヶ月の休暇と
おやつは一日3回を最低ラインとする!」

ついに子供達は反撃の挙に出た!
手に手に棒を持って走り出す子供達。
重心高いから、うわー、転ぶ転ぶ。
そして一斉に投石。カゴを目がけて。


「ひとおーつ、ふたあーつ、(中略)、
あかぐみのかちー!!」
「わ〜〜〜!!」



そんな子供時代に思いをはせながら。


先週の土曜はひとの家で、徹夜明けに立て続けに
テレビの子供番組を見てしまいました。

すごいことになってますね。とくに男の子向け。

一回の放映で、人が250人くらい死んでますよ。
いくら殺戮大好きな子供達でもお腹いっぱいに
なりすぎるんじゃないかと、心配になります。

もちろん「人殺しはよくない」というメッセージが
こめられていたりはするわけですが、
破壊とジェノサイドの大盤振る舞いのほうに
お子さまどもが目を輝かせてたらやだなあ、などと
破壊される街の映像に目を輝かせながら思いました。


こちらのお宅の主は、わりとその手の子供カルチャー
(特撮とかね)のとりこになってる人なので、
子供の国の防衛手段、ハイテク仕掛けの殺戮兵器
もたくさんおいてありました。

ロボですよ、ロボ。
数もでかさもハンパじゃなかったですよ。
ずらっと並んでるのをみると、なんかの宗教のお寺に
きたみたいです。一つ一つが何かの神なのね。
近頃のやつはリモコンで「ウイ〜ン」て変形したり
するんですね。すごいですね。



そもそも徹夜でなにしてたかというと、
テーブルの上で四角い奴をじゃらじゃらかき混ぜて
積み上げて、そんで「リーチ!」とかの専門用語の
知識を競うあれ、そう、


「モーニング娘。ドンジャラ」


だったんですけども。


わーい、麻雀よりルールが(はるかに)簡単。
ポンとかチーとかカンとか無いし。(←専門用語)

しかし、こんな透明ピンクの、表に女の子の顔が
印刷されてる牌で金を賭けて1万とか持ってかれた
日にゃあ、ダメージでかいですよ。
もちろん違法、だったような気がする、いや、
安ければいいんだっけ?どうでしたっけ?
…なので、金は賭けませんでしたが。

あと、後藤真希を「ゴッチ」って呼ぶのは
一般的なんですかね?
みんなそう呼んでたんですけど。

「やっぱ『なっち』に対して『ゴッチ』でしょ」
そうなのか。

一晩中やってたのに、結局全員の名前を覚え
られませんでした。別にくやしくはないです。


そして、徹夜の前は、お祝いでした。
中華料理屋で紹興酒。

ハヤシくん、真由美さん、お幸せに。






(つづく)


 

虫は甘いかしょっぱいか


夢でゴキブリ食っちゃったらしいですよ。



ええ、知り合いが。


いや、僕でなく。



夢とはいえゴキブリ!


ゴキブリそれは!(そのまんま)


ゴキブリを食わずしてゴキブリと言うなかれ!
じゃあどう言えってんですかオイ。


名前を付けられないものこそが真の恐怖なのだ。
ひとたび命名されてしまえば、その対象は理解の
範疇に収まり、もはや恐怖ではなくなるものだ
(以上受け売り)。


だからつまり、あれですよ、
かわいい名前をつけてあげたらいいんですよ。


命名:
「ブーンていきなり飛ぶ黒テカリ虫ちゃん」




そんな夢見る頃をすぎても。(←朝)

ああ、口の中にはかすかに、かすかに、
ゴキブリ風味の後味が!?(ギャーッ!!!)


「子持ちのやつで、卵が口の中でプチプチと
はじけて、そ、そ、それはもお……(談)」

そこだけ聞くと、なんかすごく美味そうです。


「卵を食べないと根こそぎ退治できないからって
言うから泣く泣く…(泣きながら談)」


…根こそぎ。



…ということは、あれですか、
グルメで食ってるんじゃなくて、
いわゆる一つの駆除法なのね?


なるほど! いや、何がなるほどだ? 一体どんな豊かなイマジネーションしてるんですか。 ムツゴロウさんもびっくり。 いや、むしろニッコリ。 番組のなかで芋虫を食べて、「どんな味ですか?」 というレポーターの質問に、 「どんなって…、 虫の味」 などと平然と答えたというムツゴロウさんに少しでも 近づけたことを、きっと喜ぶべきなのでしょう。 ! !!(かなり無理) 夢のなかでゴキブリを食えと強要したのは実の彼氏 だったそうです。 ひどい野郎ですね。 知り合いです。 そして発覚した真相。 被害者は事件の前夜、自分が飼ってるポストペットの ひみつメカにゴキブリを食べさせていたのです。 「でもうれしそうに食べてたよ?(談)」 いや、でもそれ。それが原因。 メカの呪いです。わーい呪い呪い〜〜。 というか、 「メカがのろいんじゃあ〜〜!」 (↑全然関係ないですが個人的にとても切実な問題 なので叫んでみました) 新しいマシン飼いたい。じゃなくて買いたい。 ゆうべはちょっとお祝いがあって、飲んだり食ったり 飲んだり飲んだりしましたが、その話はまた次回に。


(つづく)


 

動物たちと脳


こんばんは。


この季節、僕は人間発電機です。


日々発電しています。



困るんですよね、静電気。 とりあえず、右手の法則の人の名前は思い出せました。 メンデル じゃなくて フレミングですね。 うむ。 人と話していて、こういうところでよく間違えたり しませんか? 僕だけですか? これって脳みその欠陥ですか? ちなみに上の図では脳を埼玉県に似た形に描いて 出身地を明確にしています。 埼玉県出身、練馬区在住です。 おとといは、いつもお世話になってる林さんの お誘いを受けて、マツモト氏とのチョコエッグ 交換会(みたいな何か)に参加しました。 チョコエッグというのは、チョコの中に入ってる ちっこい動物の模型の、いま人気が爆発中の アレです。 コンビニで売ってる、あれでございます。 ものすごく精密な出来で、あれは欲しくなります。 やばいです。集め始めてしまいました。 しかし皆さんもう、とっくにすごいことになってる わけで。 マツモト氏が取り出したビニール袋には、色んな 種類の動物の、バラバラの部品がぎっしり詰まって 総重量は約2キロ(推定)。 それを2人の大人(林さん及びクラタ)が夢中になって 組み立てました。

喫茶店で。 テーブルの上にちっちゃい動物たちがびっしりと ならんでゆきました。 隣の席で小さい子供が激しく泣き出しました。 欲しかったのか、それとも怖かったのかは、 知る由もありません。 我々はちょっと大人げないくらいに、夢中でした。 いや、ちょっとではありませんでした。 そして、なぜか部品をいつも前後ろ逆にはめ込んで しまうという、林さんの脳の、構造上の重大な欠陥も 明らかになったのでした。 いや、だって、自分でもそう言ってたし。 本当に呪われたように部品を逆さまにはめ込んで ゆくので、さむけがしました。 (*しませんでした) 奮闘2時間。 全てを組み立て終えて満足した我々は、 ようやく腰を上げて飲み屋に向かうのでした。 腹ぺこなのでした。 ばかな大人たちでした。 組み立てられた動物たちの大群は 大半を僕が持ち帰ることになりました。 残りの2人がもう全種類集め終わっていたから なのですが、うれしいやら、申し訳ないやら。 というか、うれしい。 ありがとうございます。 鳥がとても出来がいいのです。 散財の予感。


(つづく)


 

スキヤキ



はじまるよ!
子供のそういうところが、ちょっと苦手。





文盲

蒙昧

蒙古斑!! そんな三重苦を背負った幼稚園児たちに囲まれて、 「せんせー、乳首にピアス加工乳ですかー?」 「加工乳です」 昼寝が一日2回!?

園児どもめ! すっげえうらやましい。 …なーんてどころじゃなくて、大変です! 牛の乳首が何個だったか思い出せません! っていうか覚えていたこともありません! 先日はカレーを食いました! そしてハンムラビ法典を見たのです。 順序でいうと逆ですが。 メンツは高校時代の美術部の仲間たち。 今だによく集まっては遊ぶんですが、結婚やら就職 やらで遠くに行ってしまった人も多くて、近頃は ちょっとさみしい集まり具合。 基ちゃん元気?見てないかな。 ハンムラビ(正式名「メソポタミア文明展」)はと いうと、もう、ムチャ混みで。 人を沢山みましたよ。 ハンムラビが見たいと言った張本人の先輩は、さすが に言い出しっぺだけに熱心で、例のハンムラビ法典 (でかい石碑)のどこに「目には目を」の有名な 文句が彫ってあるか、本気で見つけようとしてました。 無理だっつうのに。 さて、今回のメインの企画は、最近引っ越したメンバー の一人の転居祝い、と称して部屋を見物にゆく、と いうか、…えっ?彼氏と同居はじめたの?見せて! 彼氏見せて! …そんな感じだったので、銀座のギャラリーに行って 別な知り合いの展示をちょいと覗いたあと、最後は その人の家に酒とチーズとナンを持ってゾロゾロと 上がり込み、酒盛りになりました。 で、彼女の手作りカレーをいただいたんですが、 このカレーがちょっとすごい(またか、おい)。 作った人がインド育ちです。 「うおー!!(歓声)」 いや、実際には子供のころにほんの何年か住んでた というだけの話なんですが、 「さすがだね!」 「本場仕込みだね!」 「舌が覚えてるんだよね!」 頭のわるいコメントを連発する一同。 いやいや、でもホントに、うまかったです。 頭の悪いコメント連発なくらい。 ブロッコリーが入ってるのが個人的に大喜びでした。 いいなあ、ブロッコリー。 (ブロッコリーに思いを馳せる10分間の放心) そうだ、カレーを作ろう。 ちなみに、表題の「スキヤキ」というのは 今日の献立がスキヤキだったという事を簡潔に表現 しています。 いよいよ「食」サイトです。 JavaScriptも勉強中です。 でもいま壁にゴーンて(大流血)


(つづく)

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