日々の消息(まめ日記ログ)
2003.03.16〜2003.08.04


誤字だけ直しました。

-12/10 03:12



敗軍の雑兵のように
震えています。


回路を破壊された
AIBOのように
振動しています。



さっさ





冬の大軍勢が
練馬の地を
ずんずん大侵略中の
今日このごろ、
大軍勢とはもちろん
冬将軍with
スーパーモンキーズの
ことであります。

スーパーモンキーズとは、
ビッグフットや
サスカッチや
チョモランマなどといった
ニックネームでお馴染みの
雪山育ちの類人猿の
一団のことを
指すと思っていただければ
間違いないと思います。

これらモンキーズが
はかりしれぬ理由により
全身の毛を刈られ、
がたがた震えながら
空腹をまぎらわせるために
つららを囓る。
囓ればキィンと全身を
音速の悪寒が貫き、
死に至る。

しかるのちに
釜で茹でられ、蘇生。


そのような生々流転が
寒空の下で果てしなく
繰り広げられるのが
冬であると考えて
ほぼ間違いないでしょう。


猿よ

遠き猿よ

まぶた閉じればそこに

うわあ猿


猿1「キーッ!」
猿2「ギャーッ!」
猿3「オヒーッ!」
猿4「ホエッホエッ」
猿5「ぷう(放屁)」
猿6「0111010110001010
10001011110100001000
10101101101110010001
01001011011010100010
110110100101110」


「6番だ。6番を狙え」


猿6「qウq`qレqサqケqハu~y?qテzォxエ」


「ぎりぎりまで引きつけてから撃て」


その後はまあ
撃ったり
撃たなかったり
色々ですが、
ひとつだけ言えるのは
毛を剃ったところで
猿は大して
人には似ない
ということですね。

むしろ
服を着せた方が
いい感じ。

大統領でも
いけちゃう感じ。


それはそうと皆さんは
「冬将軍」といったとき
どんな将軍を
想像されるでしょうか。

僕にとっての
冬将軍の必須条件は
以下の7点です。

1)顔はスターリン似
2)衣装がサンタクロース
3)カラシニコフ銃
4)鼻水がつらら
5)ろれつがまわららい
6)翌朝冷たくなって発見
7)ゆでると蘇生


そんな冬将軍が
越冬隊とともに
南極で冬を越すのです。

夜は鍋。

具はペンギン。


とくに
白夜の晩などは
24時間にわたって
鍋マラソンが
行われ、
よし、だんだん
あったかい連想に
なってきた。
具はペンギンと
キムチだけなので
辛くて脂っこい
んですね。
鍋の表面に
3センチくらいの
脂の層ができて


・恋人が
 サンタクロース

・冬将軍が
 鍋奉行

・カーネルサンダース顔の
 兵馬俑(36体)



カルピス
余っちゃった…
(越冬確定)



-11/22 02:41


水に浸けた豆が
しだいにシワシワに
なっていくのを見るのが
好きです。

なにかおいしいものに
変身するための長い助走を
ワクワクしながら見守る
幸せ。


むらさき花豆の
素晴らしいところは、
調理の過程で
ぐんぐんぐんぐんと
どこまでも際限なく
でかくなっていく
ところです。

元々が巨大なこの豆が
水を吸わせると
ふた周りほども大きくなって、
煮てゆくうちに
さらにふたまわり巨大化し、
つややかに黒光りする皮の下に
はちきれんばかりの
でんぷん質をたたえた
そのふっくら感たるや、
まさに王。
豆の王。



いま、
我が家は

圧力鍋に夢中!!



豚バラ肉の
赤身のところが
箸の先で

ほろり」!!


ギャー!!



 ああ
 圧力鍋よ
 その慈悲ぶかき圧力の
 魔法をもって
 食材を
 なにかとんでもなく
 やわらかい物体に
 変化せしめ
 我らの脳に恍惚を
 届けた前
 届けた後



「圧力って
 うわあ
 圧力って」



それにしても
圧力鍋で最初に作る
料理が「角煮」というのが
実にもって
わかりやすいというか
なんというか、
もう毎日角煮でいいよね!

えっ?


いいかげん我に返った
つぎの週末、
満を持して
すべての豆の王(百豆王)こと
むらさき花豆を
煮てみたのでしたが。

豚角煮の
あっけない簡単さに
対して、花豆は
圧力鍋にも手強い
食材だったのでした。

大きい豆の常として、まずは水に一晩つけてふやかしてやらねばなりません。
煮るにあたっても、アクがあるので念入りにゆでこぼさないといけません。
それがすんでからようやく圧力をかけて煮ていくわけですが、中まで「ほろり」の状態にするには大豆や小豆よりも長ーい時間を…


****

と、そんなことを
今月の始めごろに書きかけて
いたのですが。


数年ぶりに
「なんかぐにょごにょした
絵を描きたい病」の
発作にみまわれ、
いろいろと
止まってしまいました。
http://www2.oekakibbs.com/bbs/ddpp/oekakibbs.cgi

例のアレ、
遅れてしまって
すみません。
(あの方やあの方へ)


何か変なことを憶えた
サルのように
熱中しています。


気持ちいい形と色だけあれば
あとは、なんか、もう、
いいです。
みたいな。


早いマシンと
アドビ・イラストレーターと
ペンタブレットだけあれば
あとは、なんか、もう、


あと
食い物。


無人島で。
それだけあれば。



…電気?




-10/29 01:50


はい、それじゃ
火が通ったところで
ごろみをつけるために
玉砂利を
入れまーす
(じゃぼじゃぼ)
(じゃぼじゃぼ)

よくかきまぜてー

(ごろんがろん)
(ごろんがろん)

そうしましたらー
電話で首相を
起こしましょう

(「何事じゃっ」)
(「何奴じゃっ」)

このとき忘れずに
首相にクイズをひとつ
出してくださいねー

(「プミポンじゃっ」)
( ↑正解  )



コンタクトレンズを
買いました。
真人間に戻れました。


圧力鍋を貰いました。


(1)圧力鍋を!!

(2)貰っ

うわあ


角煮〜



あと
紫芋を約3キロ貰いましたので
これはスウィートポテトに。
あと大学芋に。
サーターアンダギーにも。


妄言牧場ログ「dub牧場」の
バージョン2をアップしました。
右下の「come again(コマゲン)」
ボタンを押すと、いろいろな
過去の妄言を見られます。



角煮〜




-10/23 23:12



手と手の
しわを合わせて

「ゴリ政〜」

(↑呼ぶ呪文)


ごりまささんは、しんちょうにめーとるの、とくしゅぶたいにいた、ひとで、よぶときてくれます。


「ごほッ(喀血)」


「ごりまささん
 だいじょうぶ?」


「実はわたしは梶井基次郎の
 生まれ変わりなのです」


「ふうん」


「今日はわたしが
 特殊舞台にいた頃の話を
 する約束でしたね。
 あれはもう

 (中略)

 そして
 シャンソンを歌いながら
 鼻の穴にピーナッツを
 詰めて飛ば……ゴホッゴホッ」


「ごりまささん
 はいピーナッツ」


「あっ
 ピ、ピ、ピーナッツ!!
 はふッはふッ(バリボリ)」


「たべちゃだめでしょ
 ごりまささん」


「鼻血が。
 鼻血が止まりませ



あ、いえ、
お話ししたかったのは
そういうことではなくて

コンタクトが。


片目だけのまま
早2週間。


そう遠くない過去に
排水パイプからの救出にも
成功していたあの
ハードレンズですが、
ついに先日
ポケットに入れておいた
ビスケットみたく
無数の、
無数のピースに成り果て候
(号泣)


いそがしさと
めんどくささにまぎれて
新調せずにいましたが、
無意識のうちに
見えないほうの眼を
近づけようとするためか、
モニターに向かう姿勢が
どんどん奇妙な形に
ねじれ始めていることに
本日気付きました。
まるで盆栽の育つ
過程を見るかのような。


「馬鹿は手遅れの病」とは
よく言ったものでございます。


道端で一心不乱に
鼻の穴をほじくっている方が
時々いらっしゃいますが
あれはまさに自身の脳内から
自らの手で馬鹿を摘出せんとする
必死の試みなのであり、
一種の心霊手術であり、
エジプトに伝わるミイラ製造法から
ヒントを得たとも伝えられて


「ああ よかった
 やっと血が止まりました」


「ごりまささん
 もうかえっていいですよ
 なーむー」
 (↑戻す呪文)




-10/16 01:49


世にも恐ろしい
「心霊寒天培養基」の
お話でございます。


○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○
(↑シャーレ)


「いい眺めだなあ」



おいしそうな寒天の
流し込まれた
まるいガラス皿に
てのひらを押しつけ、
しばらく置くと
手の形をした
細菌の一大帝国が
勃興しています。

これで占いができないかと
考えた若者がおりました。

「これからは寒天占いだ!」

目指すは第二の細木数子。
もしくは第三の宜保愛子。

しかし、期待に満ちて
サンプル群を覗きこんだ
若者の目に飛び込んできたのは
寒天のうえに
ぼんやりと浮かび上がった
顔・顔・顔!

「顔が菌で!菌が顔でうわっ」

ばっちい。


その顔の主は
端から順に

パスツール、
パスツール、
チェ・ゲバラ。
パスツール、
パスツール、
チェ・ゲバラ。
パスツール、
パスツール、
チェ・ゲバラ。
パスツール、
パスツール、
チェ・ゲバラ。
パスツール、
パスツール、
チェ

「わかりました
もうわかりました」


しかし彼らは夢にまで現れ、

「私とともに
 祖国のために
 闘うのだ」


「手を洗おう」


「うーんうーん(寝言)」


「国すててこそ
 ララバイ(寝言)」


目覚めた青年は
悟りをひらき、
残りの人生すべてを
昼間は革命に捧げ、
夜は手洗いに
(落ちないなあ)
(落ちないなあ)


あっ
そうだ

やっぱり買おう
スチールソープ。



*更新*
今年のグループ展の
画像を(やっと)のせました。
mango-7のサイトと
あわせてご覧ください。




-10/8 01:23


その晩は
回る寿司でした。

時々訪れる
駅前の店。
席につき、
右→左→右→左と
おなじみの首の回転運動を
開始して間もなく、
おや?
見慣れぬ客が。


「本日のお毒味役を
 仰せつかりました
 蝿でございます
 (ぶーん)」

「……」

「では失礼して
(チュパチュパ)」

「……」

「大変に…
 だしのよく効いた
 卵焼きで……」

「……」

「ではこちらも
 (ぶーん)」


花から花へと
ちょうちょが舞うように
コンベアの上の
寿司から寿司へと

ぶーん

毒味

ぶーん

毒味

店員気付かず

ぶーん


我々はどちらともなく
顔を見合わせ、

「今夜の寿司は
 難易度が高い」


ネタの大きさが自慢の
店でもありまして、
お皿から大きくはみだした
ネタの端っこが
コンベアの縁を
キュッキュキュッキュと
拭き掃除にまた余念なく、
そういった状況が
どのように影響したのかは
不明ですが
いつもより沢山食べました。


家においては
3月18日の日記に記載の
「さんま寿司」に
挑戦してみた週末ですが

さんまの「背開き」に敗北!

あまりの難しさに
途中でめんどくさくなって
いつの間にか
ただの刺身として
胃袋に収まっていました。

再挑戦を誓う秋の夜。


「魚食!魚食(ぎょしょく)!」

「さかなを食べて
 天国に行こう」

「さかなはぼくらを
 待っていない」

「待っていないから
 食べるんだ」

「なるべく
 早めに」

「早めにお願いします」

「ぶーん(羽音)」



(追記)
サバの味噌煮を作る際には
三枚おろしのお腹から
レバーを忘れずに回収しておいて
一緒に煮込むと
ちょっと
うれしい。



-9/27 18:59


気まぐれな
オレンジ色した
腐葉土の底から
もそもそと

「真人間です!
 きょうから
 真人間ですが
 寿命は
 七日」


たちまち鈍器の
ヒットパレードで

「ガセではなく
 決して
 ガセではなく」

(つづく)



*最近の食生活*

この季節、
夏野菜の値崩れを
逃してはいけません。
でっかいみょうがのどっさりパック(100円前後)は見つけたら必ず確保し、あらゆる料理に
みょうが
どっさり。
ちょっとくたびれた大袋入りの安売り茄子と組み合わせて、異様にシャリシャリした食感がうれしい「みょうがどっさり麻婆茄子」などを作って夏を送りました。

その一方で、
いよいよ秋刀魚が
よろしい季節。
まだ暑かったころの秋刀魚は、たとえ「刺身OK!」と書いてあってもいざ開いてみればお腹の中身が
「うわっ!」
「…うわあ…」
でも刺身で食べる、というだらしなさでしたが、めっきり涼しいこの頃はやはり身の締まりがちがいます。焼いたはらわたがまた美味!!
以前教わったさんま寿司も試してみようと思う今日この頃。


*最近の酒生活*

交際範囲が多岐に渡るのしいか学長、今回の上京も過密スケジュールの中でいくつものコミュニティと交流を深めた様子で、その一つである我々としてはとりあえず「ペンギンのいる居酒屋」を用意して歓待につとめたのでしたが、

「それはそうと
 ペンギンはどこに?」

「さきほどお出しした
 料理に…」

などという古典的なオチがあるはずもなく、ガラス張りの特等席にペンギンさんたちはすました顔でお住いでした。
学長もあいかわらずのすまし顔で、しょっちゅう会ってるのでなんだか近所に住んでるような気がしてしまうのですが翌日は機上の人なのでした。次は料理のうまい店を探しておきます。


(つづき)

「そろそろ寿命でございます」

「言ったそばから腐りはじめている」

「秋だからといって油断してはいけないわけでして、たとえばみょうがなども中心のほうから次第に……」

「次第に何だ?
 次第に一体何なのだ?おいっ」


ああ、


秋ですね。




-9/19 00:15


良い子のみんな!
キーボードにお茶を(略)



*アップル社様*

御社の製造している
キーボードをすべて
防水仕様にするか、
または
倒産してください。

みたいな。



まず、
キーボードに
茶をこぼしました。


ギャー


あわててふき取りますが
透明ボディを通して
あらゆる隙間に
液体が浸透しているのが
よく見えます。

分解しようとすると
極端に細ーい六角レンチが
必要であることが判明。
しかし、すでに金物屋も
閉まっている時刻。

恐れつつ使っていると、
まずスペースキーが
きかなくなりました。

次に、こんどは
押しっぱなしになってしまう
スペースキー。

さらには「←」キーが
押しっぱなしの状態に。


ウアッ

ヒャー


どすブルーの心を抱えて
友人に助言を求めたところ
「分解掃除すれば直るよ」と。

ネットで調べてみたところ
「分解掃除すれば直るよ」と。


翌朝、朝一番で
工具を買ってきて、
分解にとりかかりました。

アップル社の純正品を
分解する際に留意すべきことは、
必ずどこか一部を破損せずには
分解が不可能である、という点です。
私どもはこれを
修復のための破壊」と
呼んでいます。

このキーボードもまた、
裏面にがっちりと貼られた
大きなステッカーを無理やり
ひっぺがしてやらないと
肝心なネジが現れない構造に
なっていました。
ためらわずに外見を損なう
覚悟がなによりも重要です。

またむちゃくちゃに数の多い
ネジをひたすら外し、
ようやくべろんと現れた
フィルム状のスイッチ基盤。

おかしくなっていたキーの
接点部分がたしかに焦げたように
汚れていることにむしろ安堵を
おぼえながら、アルコールで
よく拭いて汚れを落とします。
そしてふたたび組み直し。

結果は
一勝一敗でした。

「←」キーは見事に完治。
しかしスペースキーは
「残念ですが…」
「それは人間にたとえると
 どのくらいの残念…」
「やめなさい」


ああ。

逆なら
よかったのに。


またバラしたものをよく見れば、端子がすでに真っ黒になっており、ここに至ってとうとうあきらめた倉田さんは、新宿へ行き中古の同型キーボードを買ってきたのでした。

動作は快調。
しかし。

良く見れば、この中古品にも
なにやら液体をこぼした
らしい形跡が。


ガアン




ここで一句


 トランポリンを
 かたどった
 猫料理


(妄言牧場より)



-9/3 01:43


「西米」と書いて
「たぴおか」と読む、
まあそんな名前の
新任教師なんですが、
あだ名は「タッピー」。
外見的には半透明のつぶつぶが
寄り集まってかろうじて人の形を
なしているという個性的な姿で、
水泳の授業のときに
行方不明になって
それっきり。


「タッピー
 どこ行っちゃったのかなあ」


タッピーはよく
でんぷんの話をしてくれた。

「でんぷんはネ
 (以下不明瞭な呟き)」



我々は
カルダモンをふたつに割り、
しょうがをスライスし、
クローブはそのままで、
これらをお湯の中に入れ
約15分間煮出しました。



タッピーの教えによれば

「でんぷんは糖で出来ている。
 脳みそは糖で動いている。
 右と左の区別をつけさせ、
 世界の把握を助けてくれる。
 でんぷんは素晴らしい」

ということなのであり、


それにしても
大粒のタピオカは
手強い!

ゆで始めてから
1時間が経過しても
依然として大きな白い芯が。


結局、「チャイにタピオカを沈めたぜんざい風のなにか」を食す前にとしまえん(練馬区にある遊園地)の花火大会の刻限が近づいてしまい、あわてて出かけた8月最後の土曜の夜。


次々と咲く大玉が夜空の奥行きをぐんぐんと広げてゆくのを、例によって橋の上から45度の至近距離で眺め、ビールのお供にはデパ地下半額の生春巻と揚げ春巻。

うん、夏だった。


最後にストロボ風の花火がキラキラときらめくと、それが終了の合図であることをすでに熟知している練馬区民の皆さんはまるで避難訓練かというほどに統制のとれた動きでニコニコとあっという間にその場からハケてゆき、呆然と見送る我々はまだまだ区民としての訓練が不十分であることを思い知らされたのでした。


なお、
大量にゆですぎてしまった
タッピーをいまだに
持てあましています。




-8/26 01:22

「初めまして
こんばんは。
『下町のツタンカーメン』こと
6ヶ月後に発見された
独居老人B(Aじゃない方)です。
だが
意外にも
ピンピンしていた」


「事情はよく存じませんが
体が動かない!?」


「金縛りです。
タコ糸で縛るのが本式です」


「チャーシューに似ている」


「そう、チャーシューに似ている。
今あなたは」


「(落ち着け、落ち着くのだ、
独居老人にも何か弱点が――)」


「ハンブルグ在住ですが
冬の寒さがこたえます」


「左様でござるか」



以降は3択で。


(1)
「お取り込みのところ
ネオナチです。
バリカン貸してください」
(顔はどことなく俵万智)


(2)
二階から目薬によく似た成分の
水溶液5000リットルが滴下され
溺れながら踊る一同。
「ハレルーヤ!」
「ハレルーヤ!」


(3)
すべてCGであったことが
関係者の発言により露見、
「ポリゴン眉毛!」
「ポリゴン眉毛!」
電子音に合わせて
銃を乱射する関係者一同。


以上のいずれを選択しても
最終的には道で寝ています。

「ごらん、朝日が…」
「タコ糸がっ。タコ糸がっ」


*ここから日記*

ジャック・ウォマックという作家のファンサイトをやっておりまして、何人かの同好の士と知り合う機会を得ましたが、その一人である山本さんがレコードを回しに上京するのに合わせて、先日、念願の対面が実現しました。

東京駅は八重洲の地下店舗に腰をおちつけるなり、昼飯の注文もそこそこに何やらマニアックな話に没頭する男二人。頭上に点滅する「ファン活動中 話しかけないでください」の電光表示。
至福のひとときでございました。

山本さんと別れてからはサクガワさんと落ち合い、居酒屋のテーブルでふたたびマニアック状態に。SF小説を貸し、SF小説を借り、酒を飲み、夜10時。

その後、山本さんが所属する皿回し団「8-bits」の華麗な演技を見るために高円寺にある皿回し酒場、その名も「円盤」へ。テーマは「テクノ歌謡」ということで、名も知れぬアイドル歌手やpsy'sやジューシイフルーツや大貫妙子やうる星やつらの挿入歌などが、
ピコる!ピコる!
ひたすらピコる!
80年代のノスタルジア天国!

偶然来ていた友人にびっくり。

夜が明けると皆で寿司を食いにゆき、空腹の退却に乗じて睡魔の軍勢が猛烈に押し寄せるなか、山本さんに別れを告げました。
また回しにきてください。
そしてまた白熱のトークを。
ああ、マニアックでよかった。


以上、夏の思い出でした。




-8/18 02:38


旅行に出かける
前の日のこと。

家を出しなに
目の前を通り過ぎていった
ゴミ収集車の後部に、
ちいさな乗客が
ありました。

あわてて携帯カメラの
シャッターを切り、
その姿の捕捉に成功。


追いすがって1枚目
(↑手ぶれのせいで周囲の時空が歪んでいます)

引き離されて2枚目

小さい方の写真にだけ
写っているもう一体は
帽子をかぶった
スノーマンのぬいぐるみ。


真っ黒に汚れた
ふたつの姿には、すでに
小スケールの神にふさわしい
風格がありました。

これから白い煙となって
天に帰ってゆくのか、
それとも
ゴミの日にはまた
当たり前のように
特等席からにこにこと
手を振ってくれるのか、
それはそうと
うーん
臭そう。


さようなら。

さようなら。

また
会えるかな。


ぞうきんみたいに
ギュッと絞ったら
きっと
すごい汁が。




-8/15 01:31


家に戻れば


腐臭
YEAH!

腐臭
ワーオ!!


またしても
出発直前のドタバタで
食べられそこねた
食べ物が
抗議のかほりを
家中に。

今回の犠牲者は
つるむらさきの
おひたしでした。


すまん事をした
(合掌)



そんな8月12日の
午後11時。


今回の旅行は、同居人のご両親が長野県某所に所有する、旧〜い養蚕農家を改装して「田舎のおばあちゃんち」風にしたものに同居人のご家族が連れ立って旅行にゆく、という恒例のイベントにオマケとして倉田が同行、というものでありまして、ご両親、同居人の姉君(+子供ふたり)、同居人、同居人の妹君、犬君、倉田、というメンツでありました。ヒエラルキー的にもおおむねこの通りの序列となっており、私にとっての最大の課題が
「リラックスしすぎないこと」
であったのは言うまでもありません。

自己採点:B(=微妙、の意)


13日は、同居人と共に倉田の実家へ行き、リラックスしきって酒を飲みました。半日ずっと飲んでました。訳あって日帰りの予定でした。



*終電を逃す*

*2時間歩く*

*夏に負ける*





アンケートを
更新しています。




-8/12 19:27


*旅行中*


小布施に
おりました。


栗!
栗!
栗一色!


「栗あんソフトクリーム」の
想像を絶するおいしさを
機会があったらぜひ
体験してみてください。
濃厚な栗の甘さに
ほのかに
渋皮の苦味が加わって、
非常に素敵です。



そして、
「逢瀬神社」の
まるで現代アートのように
伝統から逸脱した
異様なフォルムを持つ
石灯篭。

木陰の下でひんやりと
心地よくさびれた
無人の境内に
そこはかとなく
浮かびあがる凶相。

それはたとえば
鳥居に書かれた
「逢瀬神社」の文字の上で
無造作に消されて
判読不能な
謎の二文字がほのめかす
黒い歴史の気配であったり、
本堂の裏にある公園の
うち棄てられた遊具の
数々であったり
するわけですが、
それが全体のすがすがしさに
いい隠し味を加えていて、
いつまでもたたずんで
いたくなる
複雑な印象の空間に
なっていました。
さわやかに
呪われちゃいそうな感じ。

また来よう。



陽の落ちた高速道の
暗い車内で
ちまちまと携帯に
打っています。



リアビューミラーに
いま
睡魔が





-8/12 01:10


*旅行中*


「肉を欲しがる
犬のバラード」

をBGMに
戸外でバーベQの
夜でしたが、
この「欲しがる犬」
ことハスキー老婦犬の
欲しがりっぷりの
かわいさっぷりと
いったらもう
ただごとではなく、
かわいさのあまり
誰ひとり肉を
あげません。


悶絶する犬。

「かわいいー」
「かわいいー」

堪能する人。


穴居人の最初の娯楽とは
きっとこのような
ものだったのでしょう。
みたいな。


・エビス黒
・よなよなエール
・シードル
・ホッピー


ホッピーを
生まれてはじめて
飲みましたが、
すでに一生ぶんを
飲んでしまいました。
それは
コップに一杯半ほど
でした。


あす帰ります。


それはそうと
肉はちゃんと
あげました。


そのよろこびっぷりが
また




-8/11 17:49

br>*旅行中*


無駄に
蛇行するばかりで
ほとんど前に
進まぬカヌーが
静まりかえった
木崎湖のど真ん中に
静止すると
「・・これは漂流?」

すでに体力の
かけらもなく。


歓声とともに
突如近傍を通過する
モーターボートの
大波を食らい
時ならぬ転覆を楽しむ
カヌー。
(*転覆はしませんでした)



あっ



いま
車窓をよぎった
ふつうの民家の外壁に
手づくりの
五輪のマークが。


長野。

そんな長野。



今夜は肉を焼きます。



-8/11 13:39


*旅行中*


ぶ厚い雲は
しずしずと
山並みの向こうに
退き、
おてんとさんの
エナジーが
頭のてっぺんに

ピカーッ


・・・
悟った!!
(頭髪の危険地帯を)




-8/11 10:48

*旅行中*

紫外線・積乱雲・蝉・水・わさび・草いきれ
、と
完璧な夏ホリデイの
様相を呈していた
きのうにくらべ

きょうは

曇っ!


湖に向かいます。




-8/10 23:53


*旅行中*


核融合の
炎うず巻く巨塊から
約8分の虚空を越えて
あらゆる波長の
電磁波が
夏の半球を
こんがり照らし


人も
こんがり



モサー


そこへ
ここちよい涼風が
ピューーー



わさび
ソフト。


わさびビールの方を
試してみるべきで
あったかと
やや後悔の
わさび園。

「外見はよく泡立てた抹茶に似ていました(談)」



明日は
どんなわさびとの
出会いが
待っているのでしょうか。
(*そういう主旨の
旅行ではありません)




-8/10 14:03


*旅行中*

大座敷の
鴨居という鴨居が
有名人のサインで
ぎっしり埋まった
そば屋です。


ワサビがっ




おお、座敷の一角が
オリンピックコーナーに。
(サインびっしり)




-8/10 01:25


1983年8月9日、
KGB職員の
ハボロフ・ニキーチンは
非常勤コーチンとして
名古屋に潜入、
卵を


(中断)

到着しました。



一日に約500個の卵を



-8/10 00:33


*旅行中*


練馬→長野は
北上じゃない、

という基本的な事実に
いまごろ気付きました。


いや、忘れていました。
かつては知ってました。
多分。



どうも
地理に
弱い。



まあそんなわけで
西の方に来ています。


乳飲み子の方の
授乳タイムで
サービスエリアに
また一休み。
(つづく)



-8/9 22:44


*旅行中*


サービスエリアの
カレーの
LOWな豚バラが!


(旨かった、と)

(空腹であった、と)


台風から逃れるように
列島を北上し、
その後
あっさり追い付かれて
ずぶ濡れになるという
スケジュールを
予定していましたが、
あちらの方が先に
練馬の我々の頭上を
スルーしてしまいました。


(喜び)


冷房のきいた車内には
同乗するドッグのスメルが
充満しています。

同乗の人間たちが
口でハアハアと
息をしているのは
暑いからではなく
そういうわけなのです(つづく)



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