日々の消息(まめ日記ログ)
2003.03.16〜2003.08.04


誤字だけ直しました。

-8/4 23:10


先日のグループ展の模様を
携帯カメラで撮った
写真のひとつに

霊が写ってました。



(画面中央右寄り)




あわわわわわ(震撼)


おっ、お寺にっ

お寺さんにっ



(くつろぎなおして)
いやー
もう
素晴らしい。


ほんの十ピクセル四方で
ありながらこの禍々しさ。
どこのオカルト雑誌に
送っても採用まちがいなしと
期待に胸が躍りました。


しかし悲しいかな、

(「悲しいかなー?」)
(「悲しいともー!」)

デジカメ写真の
タタリなんて
たかが知れてるというでは
ありませんか。

しかも
「どうせ合成でしょ?」などと
言われる始末。


合成じゃないのに!
これっぽっちも作為とは無縁な
光とレンズが織りなす
偶然のマジックなのに!


人の脳のもっとも原始的な場所に
鋭くヒットする石つぶてのような
イメージの衝撃力、この
「心霊写真的」なるものの
何たるかを究明すべく、
夜中に墓地へ忍び込むことを
想像しただけでもう
一人でトイレにも行けず、
また、当社が独自に
行った調査によれば、
デジタル心霊写真の特徴としては
以下のようなものがあります。


■画像加工ソフトなどで
ピクセルサイズを1/2にすると
霊障は約1/4に減少します。

■しかし、逆に画像を拡大して
ピクセルサイズを増やしても
霊障は増えません。

■jpegで画像圧縮を行うと
霊障はむしろ増大するケースが
多いことがわかっています。

■また、一つのマシンの中に
同じファイルのコピーを
どれだけ増やしても
霊障に変化はないようです。

■霊障の具体例としては
「スパムが増えた(66人)」
「台所にゴキブリが出た(13人)」
「自分ばかり蚊に刺される(3人)」
「隣りで金縛りにかかった
妻の表情が恐かった(1人)」


おかしいなあ、訊いたのは
全部で83人のはずなのに。
ひとり多…




多くない、と。



(写真はほんとに
本物なのですが
たわむれにお祓いを
受けてみる
べきでしょうか)


(べきでない、と)





-7/31 02:36


マンゴー7、今年も無事に
終了いたしました。

ご来場くださった皆様に
心より御礼申し上げます。

来年もぜひお越し下さい。
また何か食べられるものを
用意してお待ちしております。



さて、
グループ展も終わり

ゆるみきった精神で
差し入れケーキの残りを
(Tくんありがとう)
片づけるのに専念しておりますと



カタン

(↑仕事の差し入れられる音)


「し、仕事っ!仕事っ!」
(ガツガツ)



そんな夏の日々で
ございました。



ところで
来年は個展をやります。

家中を粉だらけにして
作品製作に励む所存。


場所は経堂にある
カフェ兼ギャラリーを
予定していますので
「食」に関しては
万全です。



ああ

よかった



(心安らかに昇天)





-7/26 00:39


うあぁ!


すいません。
いまさら間違いに
気付きました。


メニュー部分の告知で
グループ展の開催期間が
(7/22-29)
となっていましたが、
正しくは

(7/22-27)

です。
今週末までとなっております。
ほんとに大変すいません。




会場での作品


どうも写真で見たほうが出来がいいような気がします。

まだ全然体力が元通りになっていないようで、本日は仕事の最中ずっと、なにかというとよろけたり階段でつまづいたり物を落としたりしていました。


今年もマンゴープリンは美味しいです。
そして、
向かいの店のベトナムカレーも
大変美味しゅうございますので、
お越しの際はこちらも是非。
店名は「カラテチョップ」です。
罪のない市民にカラテの技を容赦なく
お見舞いする狂人を描いた油絵が
店内に飾られて、大変に心なごむ
空間となっております。




-7/25 02:26


勝ち負けでいうと
「惨敗」、

上下でいうと
「下」、

人畜でいうと
「畜」、

後ろ前でいうと
「うしろ」、とか
まあそんな感じに
つまり


作品を搬入したのが
3日目の昼でした。





うあぁ





ちなみに
こんな形をしています。



作品その1

作品その2


時間に負けたため
表面処理が大変ずさんで、
近くで見ると
とても見られた
ものではなく




ううう




出直しだ!



・てんとう虫から出直し
・イースト菌から出直し
・ピーターパンから出直し
・横井庄一さんから出直し



いろいろと
やっていこうと思いました。




-7/20 21:37


蚊には結局
最新テクノロジーを
導入することにしました。


コロコロしたデザインの
プラスチック・マシーンの
スイッチを入れると
小さなファンが回転し、
目に見えない
非殺人性の殺蚊光線を
照射します。


(ぴー)



ふはは

ふはははは



(ぴー)



「かゆい。」



昨年と同様、
我が家の7月は
グループ展の作品づくりの
季節となりまして、
昨年と同様に
粘土の乾燥のため
ストーブをガンガンに
スイッチONで
すげえHOTなサマーナイトが
実現かと思いきや、
いまだ尾を引く梅雨寒と
いい塩梅のコラボレーションが
実現で、意外なほどの
快適環境の実現でございます。
まあそれはいいとして問題は

作品は実現できるのか。

現存するのか。
どうなのか。


申し訳ありません。
招待ハガキすら
未だ送れずにいる始末。


今回の作品は
これまでのものにくらべると
はるかに複雑な形をしています。

複雑な形好きの方はぜひ、
ぜひ、
キテクダサーイ
(↑来日外人風)


「サイトを見た」と
おっしゃっていただければ、
マンゴープリンを
ごちそういたします。

実を言えば
いらっしゃった方には
もれなく
ごちそうします。


倉田は
初日と土日に居る予定ですが、
初日については
居るというよりはむしろ
呪いの儀式に使うような
目鼻も定かでない泥人形が
ころがっているだけの有様に
なることでしょう。


それは
それとして
どうぞ
きてくださ






-7/12 01:25


「あなたが初めて
異星を意識したのは
幾つのときでしたか?」

との問いに

「生後2ヶ月です」と

流暢な日本語で答える
宇宙犬・地球号。


冥王星への初の
有人飛行が
有犬飛行に
すり替わってしまった
からくりの真相は、
ダラスで凶弾に倒れた
徳川綱吉の心に
秘められたまま
歴史の闇へと葬られて
いたのでございます
(↑大河ドラマ風)。


ダラスで凶弾に倒れた後、綱吉は「有限会社・ダラスで凶弾に倒れた徳川綱吉」を設立し、ダラスと綱吉のイメージ向上に生涯を捧げた。後にその功績を認められ、「こち亀」への出演権を(以下略)





「それにつけても
『凶弾』という言葉は
いかにも弾の先っちょに
ナイフでバッテン印をつけて
殺傷力を高めたぞ!
といわんばかりの
まがまがしさに満ち満ちた
素敵な漢字熟語では
ないだろうかと思うわけで
ございます(BLAM!! BLAM!!)」

慇懃に述べながら6発の凶弾(←先端にナイフでバッテン印)を綱吉に撃ち込んだフランキー拳(職業・ディスクジョッキー)も後にその功績を認められ、「こち亀」への出演権を(以下略)




もちろん宇宙犬・地球号もその功績により「こち亀」への出演権を(以下略)





まあそんな具合に


風にあおられた
野火のごとき焦燥が

パチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチ


熱っ。

熱っ。



グループ展まで
残り二週間を切りまして、


蚊が
プ〜ン(刺)

部屋干しの
洗濯物が
むわ〜(臭)


倉田は
3点ないし4点を
出品する予定でございます。
前回と同様の粘土です。


皆様のお越しを
お待ちしております。




-6/24 23:14


「『昆チュー』
言うくらいやからね
(チュー)」
 ↑吸血音




うわー憎々しい!
蚊め!!
昆虫め!!
アイヘイチュー!


(取り乱した文面ですが
いたって平静です)


よそさまのお宅とは
較べものにならないほどの
「昆虫宿」であると
胸を張れる我が家ですから
毎日が闘いです。

彼らに対して人類がとりうる唯一の
アプローチ(たたく)をもって
無力化せしめたのちに
ゴミ箱にポイ。
すると間もなく、
まるで死後の呪いででも
あるかのように
全身のあちこちが
痒くなりだすのです。
恐ろしい。
ああ恐ろしい。
どうして
やられる前に
やれぬのか。


「昆虫の死」
というものを
考えたときに、
「走馬燈」と「複眼」、
この二つをいかに矛盾なく結びつけて説明できるかが大きな鍵となります。これに失敗すると脳内の歯車が「がりり」という異音とともに止まってしまい、昆虫によく似た顔になる。


一口に
「昆虫に似た顔」
と申しましても
実際にはいくつかの異なるケースが考えられるわけで、

・顔が昆虫の頭部を模している
・顔が昆虫の全身を模している
・キチン質みたいな顔の皮膚
・複眼
・ジェフ・ゴールドブラム
・仮装パーティとかにいるちょうちょマスクの人
・ケープで前髪を触角化していた古代日本のOL
・アリクイに喰われる夢を見た



ああ、最低でも10コは
思いつくのが宿題なのに。



「そういえば
世間はもう
夏休みなのだな」


そんなことを今ふと
思いました。


蚊の呪い。


のうを

さされ




-6/17 01:37


「暇をもてあます死骸」

という名の仕立て屋を探して
王の家来は街へ出た。


「死骸…死骸…」


躍動感にあふれた死骸。
にこやかにくつろぐ死骸。
居たたまれなさそうな死骸。
街には死骸があふれているのに
どういうわけか
暇をもてあます死骸だけが
見つからないのであった。


そもそも彼が探していたのは
ほんとうに本当の
死骸だったのだろうか?


「…あっ、違うよね!」


そう気付いた時には
彼もまたすでに
死骸となっており、
死骸になったら
することが
なかった。



「ああ、暇だ。
 そして死骸だ。
 これっぽっちも比喩でなく
 わたしはすっかり死骸で暇だ」


しかし
瓦礫の上に転がるその姿は
はたから見ると
妙に忙しげであったという。

(直射日光)

(蝿)

(風鈴)



(↑寓意は特にありません)



カシスマスタードと
いうのがありまして、
ソーセージにつけるみたいな
粒マスタードに
カシス風味がついてる
やつなんですが、
これとマヨネーズを混ぜて
塩コショウした鶏ムネ肉に
たっぷりと塗りたくったものを
オーブンでこんがり焼くと
あらっ?
不思議とバナナ風味に。

なるほど。



(↑教訓は特にありません)
(↑今晩のおかずでした)



あ、いや、
そうだ、教訓はありました。
ニンニクです。

古墳のまわりに土偶が
不可欠であるように、
オーブン料理に
ニンニクは不可欠なのです。
メインの死骸のまわりに
いくつのニンニクが
ゴロゴロころがっているかが
生前の富を表しており
ちょっとバターとかも
のっけて
多めに塩ふって

ほっくり

(↑ぜひお試しを)




-6/13 01:23


いつものように
「どっちの料理ショー」を
見ておりましたところ


……
みりんで
梅酒を作る!??



うわー!!

ググれー!!
(チャカチャカチャ)


あー出てきた出てきた

あー


http://www.wakasa-net.co.jp/umesyu.htm
http://www.tomoichi-syouten.com/umesyu.htm
「なんとみりんでもおいしい梅酒ができるんです。ただし原料厳選の本格みりんだけ。みりんは本来飲用として利用されてきました。みりんの旨味と甘味が梅の酸味と見事調和して砂糖のいらないヘルシーな甘口梅酒のできあがり」


(同居人に身振りで懇願)

(微妙な反応)



しかし
いま仕込んでも
飲めるのは
早くて
半年後。



あー



…まあ
それは
それとして!


(必死に身振り)

(微妙)




-6/6 00:37


金太郎飴に
隠された暗号の
謎を解け!!


1)
国立病院を
夜襲

2)
技術者を確保

3)
持参した金太郎飴を
一本ずつ
CTスキャナに通し
0.1ミリ間隔で
断層写真を撮影

4)
撮影した写真を繋げて
アニメーションに
加工し、
読唇術の専門家に
金太郎の口の動きを
読みとらせる

5)
回転灯を破壊

6)
法定速度を遵守(帰路)



7本について行った
結果は以下のとおり。

1] 「つるさんはまるまるうし」
2] 「つるさんはなるまるむし」
3] 「うるさんはまるまるぬし」
4] 「つるさんなまるまるむし」
5] 「つるさんはまるまぬむし」
6] 「つうさんはまるまるむし」
7] 「つるさんたまるまるむし」


「ノイズが多いな。」


そもそもが
彼ら異星からの
訪問者たちにとって
生はノイズで
死がシグナル。
(急がないと大変なことに!)



またその
一方で、

生を正の数、
死を負の数と
見なす文化において
眠りとはすなわち虚数であり、
このいずれが欠けても
彼らの宇宙は成立せず




(追記)
金太郎飴の
金太郎部分には
微量の重金属が含まれており、
これがX線によって断層写真を
撮影可能な理由であった。
(口に入れると大変!)



(更新)
やでぃーのところが
増えました。




-6/3 23:43


なんにでも
クミンシードを
放り込み、
「ほぉらカレー味〜」


我が家のカレー文明は
おおよそそのような
段階に留まっています。

つまり
「バラでスパイスを
買い始めた紀」。

石器から青銅器へ!
ぐらいのあたり。

埋葬は
石乗せで。

ご飯はやはり
麦飯で。


それで思い出しましたが、
いつぞやお伝えした
三種のカレーパンを
並べていたパン屋さん。

先日確認したところ
「バーモント」と
「こくまろ」は廃止され、
かわりに
「完熟トマトのハヤシ」が
ラインナップに
加わっておりました。


いろいろな変遷の果てに
「スープスパ」が
並ぶのを見る日も
そう遠くはないと
思わせます。


期待大。


のしいか学長の訪問はいつも突然で、なぜかといえば急に決まった出張のついでにちょいと足をのばすパターンが多いからですが、先日もまたそんな具合で、たまたま仕事がぶつかったためにこちらもあちこちに声を掛ける暇もなく、総勢4名での呑みとなりました。あとの二人は林さん弥田くんです。
店の名前(一部伏字)は
「料理攻防・●」。
  (↑誤変換に非ず)

結論から言えば
名前負け。


「店が負けなら
我々の勝ちですよ!」
(勝利の美酒)


ホヤの塩辛が
美味かったです。

ホヤの姿を知らないという
同席の弥田くんに
我々があれこれと説明し、
彼の頭のなかで
得体の知れない
四次元生物のイメージが
すくすくと育っていました。


(夕飯タイムにて)
ああ、
またカレーを
冷蔵庫に入れるのを
忘れて
微妙な香りに……。

そしてまた
スパイスで誤魔化して
無理やり食うなどという

「それは
文明じゃないね。」
(山岡談)



でも
生きている

(つづく)



アンケート更新しました。



-5/22 01:09


さて、
居酒屋でわいわいと賑やかに
やっておりますときに
とつぜん会話の輪から
脱輪し、目の前の器を
ぢつと凝視してしまう
瞬間がありますね。


「おかしい」

「美味い」

「美味すぎる」


はたからみると
皿に虫でも入ってたのかと
いうほどに眉間にしわを
よせていますが
美味かった。


はたまた
バカ話で大盛り上がりの
その頂点で、

「美味い!
これすごい美味い!」

ひとりだけ違う理由で
満面の笑顔。


困りますね
こういう自分は。


それにしても
近頃のチェーン店の料理は
あなどれません。


一方、駄目な居酒屋を
見分ける方法はといえば、

「編み目マヨネーズ」

これにつきます。

とにかく網目状に
マヨネーズがかかった
料理がひとつでもあったら
その居酒屋はハズレである
可能性が非常に高いのです。

なぜかはわかりません。


そしていずれの場合にも
たこわさびには
ハズレがないのです。

同じメーカーのを
使っているからです。



以上のようなことを
念頭に置きまして、
さて、
ざるどうふを
注文すると
やってきたのは
ラムコーク。


数年前に
フリーライターのHさんが
経験した実話でした。


今年も
Tシャツ屋さんごっこに
興じるべく、
まずは泥ダンゴを
こねるところから
始めんとする
練馬在住の通称
「門歯欠け」(倉田)ですが、
いまだ新作を思いつきません。
とりあえず注文フォームは
整備いたしましたので
いつでもご注文が可能に
なっております。

ざるどうふを
注文すると
ガムコークが
やってきます。


ガムコークとは
ガムシロップと
コーラを1対1の
割合でブレンドし、
一昼夜放置して
炭酸を完全に抜き


その結果に
目を細め




どうぞふるって
ご注文ください。




-5/12 00:12


我々は
のう立て伏せの
やり方を
知っておく必要がある。



「天使の自分」と
「悪魔の自分」との
激戦によって廃墟と化した
我々の頭蓋にはもちろん
「鬼軍曹の自分」が
仁王立ちになって、

「戦場なら貴様は
5分で戦死だ!」

などと
すでにピクリとも動かない
我々にご教示くださる
わけですので、


あれっ
お釣りの勘定が
できない。



「匍匐前進に
必要な筋肉の名前を
全部言ってみろ!」

「朝飯は
ちゃんと喰っておけ!」

「税金を払え!」

(鬼軍曹語録より)




-4/30 01:27


夢をみた

かえるを

半等分

あと亀も

OH OH OH

("Frogtoise" by Schneider TM)


その後、両者を合体させて河童を作るという世紀の大事業が待ち受けているのだそうです。


…何のために?

科学のために!



・科学のために昆虫コント
・科学のために火炎瓶野球
・科学のためにベンゼン環タトゥー
・科学のためにほ乳類断ち
・科学のためにウラニウムご飯
・科学のためにペットボトル貯水



*更新は*

webtoonと
アンケートです。




-4/23 01:23


偽造硬貨で

行けるとこまで!




さて、
なにやら硫黄くさい
場所に到着し、
弁当箱を
ひらいてみれば

1)カビが生えている
2)流し目をくれる
3)真空

この3つの状態のいずれとも未だ確定せざるだらしない混沌が眼前に展開したものだから、箸は泳いで空を切り、塩と砂糖のけじめもつかず、地平線のむこうから一列の猫がやってきて我々を次々とまたいでは反対側の地平線へと消えて行く無言劇、せめて「ニャー」の一声ぐらいは!



電波でも
音波でもなく
土用波で。

調理できる日が
きっとくる。


(絵本のためのメモより)



*更新*

webtoon
増えてます。




-4/9 01:01


暴風世界と化した
練馬をよそに、
倉田は満腹した
トドのように静かに
横たわっておりました。


外の桜は
みな散って
しまったろうか。

花見客もみな
飛んだだろうか。


大暴風に
引っこ抜かれた桜の木たちが
根っこにからまった
よくわからない骨を
ブラブラさせながら
成層圏に登ってゆくのが
目に浮かぶなか、
それはそれとして満腹です。
さくら的にわりと満腹です。


やはり、快晴の日曜日に、
多摩川ぞいのとある山の
周囲に全長およそ7kmの
曲がりくねった円を
描いたのが効いたようです。
ええ。
桜的&肉体的に。

桜の香りに包まれて
昇天寸前でした。
非常に散文的な意味で。

ろくな食事を摂らずに
歩き回ったら
もう大変なことに。

しかし
こちらも大変でしたが
桜も大変だったんですよ!


「…何が?」


いま自分自身に問われて
夢から覚めたような
心持ちに。


うむ、
やっと戻ってきた。


「…どこに?」


そう問われれば
もう冷や水を
浴びせられたような
素面のステイタスに。



それはそうと、
リアルな桜に
気を取られて、
道明寺のことなど
まるで忘れていたと
いうことです。

思い出し
無性に食いたくなる
夜ふけ。




-4/6 01:40


しつこい春を
綺麗サッパリ
洗い流しちゃうぞ!


…的な!

雨が!!


全土を襲いましたが
明日は晴れると
いうことなので。
山だ。山へ。
ああ山へ。



*更新しました*

webtoonです。



花が残っておりますように。




-4/3 01:49


「夜に見る桜は、
アアッ
(と咳をして)
また格段でごわすな」


「花は?」
「フ…フロラ
(↑くしゃみ直前の不明瞭な音)


例年どおり基次郎な春ですが、

ああ、雨……。


雨で花びらが散ってしまうのを惜しむのは、給食の揚げパンのきなこが食べる前にポロポロ落ちてしまうのを惜しむ気持ちにちょっと似て、ちょっと似て、えーと、いまも給食には揚げパンが登場するのだろうかということも微妙に気になったりして、
つまり明日は
晴れますようにと。



*更新シリーズ*

アンケートと
やでぃーです。

明日あたり多分、
webtoonを。




-3/26 01:25


乗り過ごすのと
同じくらいよく
降り急ぎがちな
ものですね
酔うと。


きょうは
ふた駅あるいて
ふた区間
バスに乗りました。


そもそも今日は
洗面台に
コンタクトを
流してますので
昼間。


U字パイプの
ネジを外すために
レンチを買いました。
950円(税抜)。


外してみると
悪臭に
ギャー



しかし
回収できた。

それは
むしろ
不思議だった。


回収したそれを
またはめるのに
いささか
躊躇した。


(「パイプ記念日」より)


それはそうと
さて、
先の土曜日は、またぶらりと九州からやってきたのしいか学長と呑んでおりました。急に来ることが決まったので、こぢんまりと新宿にて、あとの参加者は林さんのみ。

学長と林さんとなると決まって野球の話題がはじまるもので、野球に疎い、というかスポーツ全般にまるで詳しくない倉田はまたひとつ大事な野球用語を知りました。


「アレ様」


稀代のエンターテイナー、斉藤隆(@横浜ベイスターズ)。

ちょうど先日の旅行で「江夏の21球」という古いNHK特集を宿のテレビで見て、

「なるほど!
よくわからないけれど
なるほど!」

と野球の奥深さをかいま見たような気になっていた倉田は早速googleで「アレ様 斉藤」を検索してみたところ、林さん本人の日記が上位に出てきました。→(3月24日)

「なるほど!
よくわからないけど
なるほど!」

いやあ、野球って面白いらしいですね(まだちょっと伝聞形)。



とりあえず今は
ジンチョウゲで。
「花見」というより
「花嗅」で。




-3/19 14:08


今日の都内は
快晴ですが、

鎌倉の昨日は
まあわりと
雲。


・かわいいコマイヌを見た
・回る寿司屋で生魚
・じんちょうげ


タイムゾーン的にはちょうど梅と桜のあいだのグレーゾーンだったため、「こないだまで綺麗だったんだろうなあ」と「これから綺麗なんだろうなあ」を交互に眺める羽目に。リスがどっさり。苔。おお、苔は綺麗だ。(心満タサレル)


ワゴン車に人間4名と犬一匹を積んだ状態で行われた今回の旅行ですが、これが東伊豆から鎌倉にかけてのデコボコした山なみを一日中登ったり降りたりするとどうなるかといえば、カーブを曲がるたびに後部に鎮座した犬がストンストンと左右に滑るわけですね。大きな横Gになすすべもなく水平移動する犬に一同は大笑い。ここまでどんよりとした目のシベリアン・ハスキーは初めて見ました。結局は人も犬もなかよく車に酔いました。

土産物屋にはわさびグッズが山盛りの伊豆、一等賞はキティちゃんの地域限定ノートブック。自分と同じ大きさのわさびを抱えて「うわっ!ツーンときた今!」みたいな顔をしているキティちゃん@わさび田の絵が表紙です。裏表紙にはさらに巨大なわさびの絵が単独でドーン。バカにされても買うべきだった。買わなくてよかった(アンビバレント)。


曲がりくねって
ひなびた松と
すらりと陽気な
椰子の木が
交互にあらわれる
南国半島、伊豆。
ああ、
山と海を
同時に望む生活って
素晴らしい。
ごはんで言うなら
カツカレー。
いや、
そのたとえは
ちょっと。

「練馬はもういいじゃないか」という声が心の底から聞こえてきます。


鎌倉か。
うーん鎌倉か。




-3/18 01:26


曇天たれこめる下田市街のひなび具合のマグニチュードは我々を震撼させ、というか単にものすごく寒かったので我々一同はブルブル震え、けれどもありがたい事に、食は大変オーケーでした。


お昼に食べたのは、酢じめのさんまを一本巻いたさんま寿司。


塩を軽くふって
2時間、
さっと酢で洗い、
新しい酢に
つけこむこと
また2時間。
酢飯には
細かく切ったガリと
白胡麻を混ぜ、
さばずしのように
巻きすでぎゅっと巻いて
一昼夜おけば食べごろです。
だそうです。
さんまは背びらきに
するのが大事。
(以上自分用メモ)。


浴衣ピンポンの醍醐味とは、ツルツル滑るスリッパのスリル感。ぼろぼろのラバー。なぜかバックハンドでしか打てず失笑を買う男。


・・・
スリッパずれで
足の指が
プレステをやりすぎた
手の親指のように!




明日は
鎌倉から
お送りします。


雨よ。

筋肉よ。





-3/17 09:46


伊勢海老の刺身が
もう。


ヤバくて。

激ウマで。


キンメダイの刺身がまた素晴らしくて、勢いあまって隣にあったしゃぶしゃぶ用のキンメダイの切り身にもわさびじょうゆで挑んでみたところ、閉店まぎわの半額デパ地下寿司みたいな鮮度だったのでなんとなく我に帰りました。
もちろん、しゃぶしゃぶは最高でした。

食後は深夜まで
狂ったように
浴衣ピンポン。



以上が昨日起こった最も重要な出来事で、あとはおおむね雨でした。

きょうもおおむね雨の模様。


以上伊豆からお送りし


筋肉くん?

筋肉くんっ?






-3/16 07:35


旅に出ます。


流さないでください
(油を排水孔に)。


剥がさないでください
(売り物の値段シールを)。


嗅がさないでください
(期限切れの牛乳を)。


泳がさないでください
(容疑者を無駄に)。


逃がさないでください
(泳がせたあげくに)。



あとは
えー

ガス。




-3/16 01:40


他人の引っ越しの手伝いというのは、ひとごとだけにどうしてもレクリエーション気分が先に立ち、学園祭前夜のようなドタバタ騒ぎを楽しみすぎたかなどと後になってやや反省してみたりもしつつ、全身くまなく筋肉痛です。
とりあえずは腰が無事であったことを喜びたい。
浜に打ち上げられたコンブの姿勢で喜びたい。


積み込み始めが午前1時、
運び終わりが午前8時。
夜逃げ気分を満載しての
深夜の引っ越し珍道中。

引っ越しの御当人(Hさん・フリーライター)は別に巨額の負債を抱えてはいませんが、かわりにタイトな締め切りをしこたま抱え、賃貸契約期限ぎりぎりでの緊急移動。

手伝い要員として倉田と友人のY田くんがレンタカーの軽トラックで向かった引っ越し元のロケーションは、一方通行道路の入り組んだ網のど真ん中。磁場の異常を示すかのようにばらばらの方向を指す細い矢印にびっしりと埋め尽くされた迷路のごとき道路地図の中に吸い込まれ、われわれ二名は消息を絶ちました。車でほんの数分の距離を移動するのになぜか30分以上もかかってしまった異次元ミステリー。すでに二名の志気は八甲田山レベル。

ついた先では部屋の主が、永遠に終わりそうにない荷造りに忙殺されながら居眠りをこいたりなど様々な困難に直面していました。

軽トラックには座席がふたつ、作業員は3人。
Y田くんが運転手、Hさんはナビで、すると倉田は…あ、荷物ですね、はい。

一緒に積まれた布団の上が猛烈に寝心地よくて、往復のあいだじゅう荷台のなかでグーグー寝てました。そのおかげで最後までいちばん元気だったのが微妙に申し訳ない気分。

三往復でなんとか片を付け、荷物を降ろすのももどかしくそのままその軽トラで仕事先に向かったY田くん、本当にお疲れ様でした。
家を探して一通地獄を迷走中に彼の発した
「大学生の土曜日みたい」
という一言にこの日のユルさが象徴されていました。


さあ、明日から旅行だ。
筋肉くん!
筋肉くん!!
(↑励ましてみた)




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