きょうの茶番(日記ですよ)*

 

スイカは畑の野菜です

ポンカンです!


ミカンよりも。

しかしいずれにしてもブロッコリーに軍配。

最近の食生活としては、以上のほかに 例のスイカをまだ食い終わってないという事実を ご報告しておきたいと思います。 二度目に大雪が降った翌日ぐらいに 「スイカ開き」をやったんですが、 気が付けばもう一週間以上前、というか前回の 更新の直後じゃあないですか。 なんというタイムラグ。 なんつうかウラシマ効果。 つまり箱を開けるとボワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンン 「おむかえでごんす」 「‥‥‥昭和‥‥・‥・(死)」 そんなでございますので。(やや反省)








え・さてスイカはというと? 食べました。 ええ食べました。 「食べました〜〜!!(山に向かって)」 ざっくりと包丁を入れ、まっぷたつに切り分けた スイカの果肉が淡い朱色に目を染めて、 あたりに広がる、あの、みずみずしい夏の香り。 その一瞬だけ、厳冬の練馬に真夏が戻って来ました。 足の裏に熱い砂粒を感じました。 日差しが肌を焼きました。 嘘じゃないんだ。 そのとき確かに、僕はあの日の、あの砂浜に 立っていたんだ。 どこなんだか。 真冬のスイカの素晴らしさはまさにこの一瞬に 凝縮されていたといっても過言ではなく、 そのあとは、そうですね、すっごく もてあましますよ。 でっかいスイカをまるごと一人で食い尽くす なんていうのはあれですよ、お子ちゃまの 鼻水びたりな妄想ですよ。 実際にやってみれば、それはあなたの生命を賭けた 行為であることが実感できるはずです。 もはやスイカに子供のような鼻水純真な思い入れ なんて持てなくなってしまった、汚れた大人代表の 倉田(敬称略)であるらしいのです。 スイカの神様が怒って頭カチ割りに来そうなくらい もったいない食べ方をしてますよ。 つまり

このくらい残してるんですけど。 「もったいなあああぁあぁあ〜〜〜〜〜」 「あっ、もったいないおばけの人だ」 「いいや、おまえのお母さんだよ(真顔で)。ほれ、 もったいないからこの訳あって足腰が立たなく なっちゃった牛の肉も残さずお食べ!」 「わーいムシャムシャムシャー。‥‥‥あれっ? 脳がスポン 「おむかえでごんす」 ま、それはそれとして。 もう一回くらい降りませんかね、雪。 やっぱり雪のなかでスイカにかぶりつきたいのです。 そうすればもっときっと、うま… 「おむかえでごんす」


(つづく)


 

G4練馬2001

スイカはただいま放置プレイの最中でございます。


「プレイ」っていうのはつまり「おがむ」ってこと
ですね。

30万年前のサルっぽいご先祖達に向けるのと同じ
程度のまったく釈然としない畏敬の念をこめて、
拝んで拝んで拝み飽きたところで刃物でもって
細切れに切り刻んでむさぼり喰らい、その秘め
られたパワーを我がものにするという呪術的
スケジュールを予定しています。
いっぺんに食うと下痢しそうでやだなあ。



冬もたけなわ、夏場の冷蔵庫と同じ温度の台所に
スイカを静かに佇ませたまま、家主は疲労困憊の
死の淵にひっかかった無様な姿勢で部屋の真ん中に
へたりこんでおりましたというのも、我が家に
ニュー・ゴッドが、新しい神が、中の上程度に
精密かつ高価な情報機器が、降臨したというわけで、
つまりG4が、ワーオ!!

Power Mac G4を、買いましイェーイ!! 「ギャーッ!!」 「ホエッホエッ」 (見慣れぬ物体に怯える原人たち) 神なのに自分からは出向いてくれず、ゴムタイヤを 使うことも拒否した傲慢な新神は、僕の足を使っての 移動を強く主張したのですが、それに従った結果、 総体としての僕自身の80%までがなんらかの形で 死亡しました。 えー、つまり、 送料ケチって自分で持って帰ったら 全身筋肉痛。 やめときゃよかった。 3日目が一番盛り上がって、その後も延々1週間 くらいは余韻を残す、そんなパーティーがあったら いいですよね。いいかな。 それが筋肉痛だったらどうしますか。 僕は死にますか。僕はどうですか。 風呂で頭洗うのにも難儀する虚弱区民っぷりが 練馬保健所に通報されて係員が始末にやってきそうな 始末でございます。 「種の存続を脅かす虚弱な個体はいねがぁ〜!」 「…なんでひょっとこのお面なんですか」 ところで、G4だけどキューブではないんですよ。 周辺機器がSCSIだからとか、ちょっとまだ 値段が高いからという以前に、なんなんですか、 あのコントで使う一斗缶みたいな形は。 まったくいただけません。 形でえり好みするMacユーザーの傲慢に、 しかし現実は厳しかった。 キューブじゃないG4って、重かったな…。 JRの駅で現代人に囲まれて一人だけピラミッドの 建造に従事する太古の奴隷みたいだったな…。 いや、こんなひ弱な奴隷はいないから例えるならむしろ カンボジアで強制労(以下略) さて、 マシン速度120MHz・内蔵メモリ64MB・ HD容量GBの旧ポンコツマシーン数えて3号から、 466MHz・メモリ256MB・HD28GBの まっさら新品マシーン1号への移行の衝撃を、 一体何に例えたらいいのでしょうか。 1:豚に真珠 2:魚に自転車 3:中世農奴にヤンマー田植機 4:猫にこんばんはと言われ通院 5:それはそうとこれから借金返済で火の車 6:モニタは相変わらず時々黄ばむ13インチ そんなネガティブをものともせず!(何が?) 早いのですよ。

無茶愚茶快適なのですよ。 ついに僕にも21世紀がやってきたと思いましたよ。 マウスに玉がないんですよ。 そして光るんですよ(マウスが)。 適当に古いマシンの初期設定を上書きしたら てきめんに調子が悪くなったんですよ。 しかたなくOSを入れ直したりしましたよ。 初手から何やってんですかこの男は。 さっそく新マシンで初仕事中なのですが。 し、し、仕事もすごく早い!! …というほどでもないのは不思議。(夢見すぎ)


(つづく)


 

そしてスイカを持って立ってた


スイカをもらって帰りました。


森の中をさまよっていたら、たき火をかこんで
歌っている12人の怒ってない男たちがいて、
僕にスイカをくれたのです。

「今年は2001年だから、2001円でいいや!」
「なんか本当にその辺が相場っぽいですね(冬だし)」


「森は生きている」なんて、覚えてる人います?
僕はうっかりテーマソングまで思い出してしまい
ました。ああ、懐かしい。


とある雑誌の新年会に行きまして、ビンゴそして
プレゼント交換なんてものがありまして、
ずっしりと重い包みがまわってきたからワーイって
開けてみたらば、びっくりです。

今回のプレゼントの規定というのが、「何か新世紀
に関係があるもの、および「新」がつくもの」
というやつだったんですね。

つまり新スイカなわけですか。初物なのですか。
問いかけても答える者はなく。

ちなみに僕自身がプレゼントに包んだのは、21世紀に
ちなんでジグジグ・スパトニックのCDという、
わかる人にはわかる的いやがらせ物件だったので、ああ
因果応報ってこういうことかなあなどと思いましたが、
同席の林さんが持ってきたのは、マンガの単行本
の21巻だけを色々集めたセットという、これも
かなり手に負えないしろものでした。どんな報いを
うけてたかは忘れてしまいました。



さて、せっかく季節はずれのスイカを手に入れたので。
そのまま食うのも面白くないですから、
なにか料理を作ってみようと思います。


創作料理「スイカの肉詰め」

1:スイカの中身をきれいにくり抜く。

2:中にひき肉をつめる。

3:オーブンで焼く。

4:くり抜いた中身は犬にやる。



…って、そんな、そんな非道いことが僕にできるわけ
ないじゃないですか、刑事さん!!


「それはそれとして初めまして。うらごし刑事です」

あの、いつものまるごし刑事は…?

「殉職しました。私は満1歳なのでうらごしした
食べ物しか受け付けません。堅い物を食べさせよう
とすると泣き出します」

ポリシーなんですね。

「生き延びるための戦略です。自然は脅威に満ちて
いるのです」


そうなんですよ。
自然は脅威に満ち満ちてますよ。
つまり寒いという事なんですけれども。
また風邪を引いちゃってるんですけども。
スイカなんか食ってる場合じゃないんです。


ああ、でも食いたいな。

スイカ割りもやりたいな、雪の上で。


純白の雪を赤く染めてゆくスイカの果汁。

白い息を吐きちらし、病気の犬のように震えながら
夏の恵みをむさぼる我ら。なかば凍ったスイカの
果肉が歯茎にキーンて「おあああ〜〜〜〜」


何という!何という凄惨な光景でありましょうか!

いったい何が彼らをこのような行動に駆り立てた
のでありましょうか。

まだまだ若いつもりでいやがるんでしょうか。

根性を叩き直してやる必要がありそうです。


そうだ!乾布摩擦だ!
寒中水泳も!
そして寒中冷凍倉庫で12時間労働はまるでシベリア
の収容所なみの苦行!
「さっささささささ(寒いと言えない)」



さてどうしようかなあ、スイカ。
はやく風邪なおれ。


(つづく)


 

ぼくは模造未来

「これが21世紀麻雀じゃあ〜〜!!」


雄叫びと共に両目から発射された裸眼ビームが
全自動卓を木っ端みじんに破壊。
季節労働者メンデル・ワシントンに前世紀の
常識は通用しない。

というか単なる乱暴者だった。



「これが21世紀すごろくじゃあ〜〜!!」

泣きながら両頬から発射された頬ぶくろビームが
開けてもいない福袋を木っ端みじんに破壊。
年金生活者メンデル・ワシントンに全盛期の
輝きはすでに無かった。

だが宇宙からのメッセージを受け取っていた。


「しまいにゃたしなめるでキミィ」



「これが21世紀じゃんけんじゃあ〜〜!!」

メンデル・ワシントンの手の指の数は左右平均で
7.5本だった。
影絵が得意な彼だった。

(第1話おわり)



一日で雪はすっかり消えてしまいました。


でも今年はまだ何度か雪景色を楽しめそうな
感じですね。
期待にワクワク、ワクワク、体が前後左右に細かく
動いて歯がカチカチカチカチカチカチカチカチ
カチカチカチカチあっ!さ、さ、寒い


(つづく)


 

白い練馬

伊達巻きを食い終わったときが
僕の正月の終わるときです。


これはいわゆる
「家に帰るまでが遠足です」の原理を応用
したものです。



年が明けてから追加で2本買いました。



…いや、だって、売れ残りで安かったし!

伊達巻きはいわゆる嗜好品なのでエンゲル係数には
響かないし!(内野ゴロ級の屁理屈)


「なんにしても家計には響くね」
「うん。…ってそんなに貧乏なの俺?」



伊達巻きで家が傾きかねない勢いでございます。
(↑おおげさです)
伊達巻きで出来た家に住んでみたいです。
(↑そうでもないです)
死んだら伊達巻きと一緒に埋葬して欲しいです。
(↑そんなことはぜんぜんないです)

あくまで常識的に伊達巻きが病的に好きなのです。


ところで、伊達巻きの巻きを開いて真っ平らにするのは
変態的な行為なので慎みましょう。
あれは巻いたまま食うものです。


あと、あの、あれ、鍋焼きうどんに伊達巻きを
入れるという風習!

あんなマズい食いかたがありますか!?
そんな日本列島はもう差し押さえですよ!!
「おい大丈夫か?」

まああれはあれで食うんですけども。


さて、誰の賛同も得られぬまま伊達巻きとの蜜月
を楽しんできたクラタさんですが、幸せはそう
長くは続いちゃくれないのでした。


「01.01.07」


そう、賞味期限という死の使いが!


ある意味において、全てのタイムリミットは死に神の
代理人だと言えるでしょう(原稿の締め切りとかね)。

時間という牢獄の囚人である私たちは、そ(以下略)


気にせず食います。



「なぜなら、伊達巻きが好きだから!」


トラックの前に飛び出して叫ぶほど。
そして轢かれます。



次に意識が戻ったとき、すでに世間は
1月8日の午前2時でした。


そして大雪だったのでした。



実に3年ぶりの快挙です!(←何かを擬人化して
いるらしいが不明)


白っていう色はなんでこんなに綺麗なんですかね。

散歩に出かけたら耳が取れそうになりました。

ちょっと風邪をひいたかも知れません。

年賀状、これから出します。

伊達巻きは、

伊達巻きは…



もう満足です。




祝・げんれん復活!

固唾をのんで待ち続けてしまいました。うれしいです。


(つづく)


 

おめでとうございます

年が明けてから年賀状の制作に取りかかるというのは
我が家のしきたりという以上に新しい世紀のトレンド
なので、つまり時代の波なので、

ちなみに今世紀からは、言い訳をひとつ口にする
たびに全身のホクロの直径が倍になるという
倍々ゲームなお仕置きも導入されましたので、
されましたので、えーと、

おめでとうございます。(ダルメシアン風の顔で)



さて、去年の鬼はみな死にました。

つまり来る年を笑いすぎてみーんな至福のうちに
昇天してしまいましたので、替わりに今夜から
あなたの部屋のドアを叩くのは、皮の棍棒を手に
持った覆面姿のお釈迦様。


「今夜泊めてー!(ゴンゴン)今夜泊めてー!」

「だまされないぞ、あれはお母さんじゃないぞ」

「でも神ですよ?…いや仏だっけか?どっち?」

「……(プレステに夢中)」


もうね、伊達巻き食うのに忙しくて年賀状どころじゃ
ないっていうか、年明け前から毎日食ってるから
元旦にしてすでに1本食い切っちゃったっていうか、
つまり伊達巻きが、

伊達巻きが大好物なので! 伊達巻きがあるからこそ正月も好きなわけなので。 伊達巻きのない正月なんてイスラム教徒にとっての クリスマスみたいなもんなので。 つくづく甘党なわたくしですが栗キントンには さほど興味がありません。 とにかく、伊達巻きですよ。 手に持ってみて重いのを買うのがコツですよ。 餅が買えなくても伊達巻きは買わないと正月が 来ないというか、正月が来なくたって世界が昨日で 終わってたって僕は伊達巻きを食っていたいのに、 年末年始にしか美味い伊達巻きが出回らないと いうこの世の中の構造は一体どうなんですか!? 21世紀には一年中うまい伊達巻きが食えるように なるんじゃなかったんですか? 科学者はなにをやってるんですか? はつもうでには行きましたか? 何をお願いしましたか? 「のうがかいぞうできますように」 おめでとうございました。 いい年になるとよかったですね! 「そこ過去形にしないでください」 皆様もどうかよい正月を。 ああ、年賀状…


(つづく)

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