増えました

めずらしく、
というか通算たった2回目の、日記以外の更新が。

「stories」をどうぞ。

3つのところに4つ足して、なんと133%も
増量!わーい!!



…んじゃおやすみなさい。



(つづく)



 

なんだか時をこえて


「あたたかい」が「あつい」に変わるこの季節、
ぬいだ上着を手に歩く街はどこもかしこも落ちた
花びらに埋め尽くされて、夕日に染まった景色には
何とも言えない「もう終わりだね」感が
漂っておりまして気分はなにやら小さな秋。

春の終わりがただ夏の始まりと思えたのは
いったいいつのことだったのか、
やだなあ、たそがれてんのかなあ、とりあえず
カレーにはオクラを入れよう、火を止める直前に
入れて歯ごたえが残るようにしよう、ガラムマサラ
も直前に!香りが飛ぶから!っていうのは忘れて
たわ、まあいいか、しょうがは絶対入れないと
だめだね、などとひさびさの料理万歳。


花も終わりの週末の井の頭公園、客の入りも
そこそこのお花見空間は何というか、げ、げ、
ゲロざかり(うわあー!!)。

今シーズンの花見客がドロップしたナニの総量は
おそらく25メートルプール5杯分あまりと思われ、
「においセンサーで見たらこの一帯だけもわ〜〜って
黄色い霧に包まれてるよね」
「これが来年咲く花の肥料になるんだね」
などと酒を酌み交わしていたのはもう一週間も前の
……



そんな一週間まえの世界から、
時を越えてやってきました、こんにちは。

つまりタイムスリップです。

更新が遅いのではなく。
帰りは毎日遅いんですけど。

「てんや」の定食はおいしいなあ。
「ビビンパ」の野菜ビビンパもおいしいなあ。

外食産業にしこたま金を落とす日々でした。
帰ってみると、ま、また冷蔵庫が!?


ああ…ビニール袋の中で菜の花が咲いて咲いて
咲き乱れたあげくに干からびてますよ。
キウィはなんか触りごこちのよさそうな毛皮
風のものを身にまとってますよ。

みんな、みんな、さようなら。

そんでもってこのニラが…うおっ!?

「お…おえっ(嗚咽っぽく嘔吐)」



…みたいな生活がまだしばらく続く見込みです。


そこで(いやあんまり関係ないけど)、

携帯電話を買いました。

同じく最近携帯購入にふみ切った(ふみ切らされた)
ロンドン氏のいきさつを面白がっていたら、全然
人ごとではありませんでしたというか、その節は
た、大変申しわけありませんでした>関係者の皆様
…みたいな事情がありまして、ありましたので、
購入しましたよ。
J-phoneを。
パカパカ開くやつを。画面はカラー。
メールを送れます。
ウェブサイトも見られ…ほう?


作ってみました。
(→トップから見られるアレです)


ちょこちょこ打ったちっこいページをサーバに
のせて、いそいそと電波のよい台所に移動して
電話に自分のアドレスを打ち込み、さっき作った
ばかりのページが即座に画面に現れるのを目に
してみると、「おお!」なーんて、何を今更な
感動を覚えてしまったのですが、それは
「うわあ、ハイテクってすごいね!」
というものではなくて、
「こ、これがインフラストラクチャーという
ものなんですね!!(眼鏡上げ上げ)」みたいな
感動だったのでした。ちなみにコンタクトですが。
たくさんの人たちがいろんなところで仕事をして
こういう便利な世の中になったんですね…って僕は
社会科番組の子役ですか。
「わあー、暴徒制圧の新兵器だね?」
「あれは象だよ」

いいなあ、テクノロジー。

でも練馬のこのあたりって電波状態わるいのね。
いまいちテクノロジーから見放されてんのね。
23区内でいちばん線路から遠い区域なのね。


いや、しかし練馬は良いところなので見捨てずに
暮らして行こうとおもいました。
(きょうの結論)



(つづく)


 

花をみました





<詩>


ジンチョウゲの香りが

僕をラリらせる

 
</詩> ラリ‥‥何?  
春ですね〜〜〜(ムツゴロウさん風に)。  
春なんですね〜〜〜〜〜(同上)。 春はですね、動物たちも、 いや動物たちはともかく、 僕がもうほんとうにいちにちじゅう、閉め忘れた 勝手口みたいな顔で昼も夜も街をうろつきたくなって 仕方がない季節なんですね。 街じゅうどこもかしこもいい匂いがして、 歩いているだけでほんとにしやわせな 気持ちになりますね。 しやわせというのはつまり、しやをわせたような きもちのことですね。 わせたというのは  
、上記のようなゆる脳日記を書きかけた矢先、 500トンの重量を持つ忙しさのビッグウェーブに はたき込まれた倉田さんはそのまま一気に沖まで たぐり寄せられ、ボンヤリと光るトンネルという形の 竜宮城を体験し、「まだ来ないでいいから」と乙姫に 諭されて土産ももたずに返されたのはテトラポットの 云々&云々。 なんだろう、なにがあったんだろう(寝癖頭で)。 気が付けば街からジンチョウゲの香りは消え失せて、 桜は満開、新学期、そして当サイトにはちょっとした ド不具合が発生したまま放置&放置の半月間 だったというではないですか! つまり19日付けの日記がですね、書いてアップして トップの日付まで書きかえておきながら不思議な ファイル名前のマジックで馬鹿には見え、あっいや、 善良な市民の皆さんの誰一人にも見えぬままだった という不手際。 馬鹿な倉田さんにはちゃんと見えていたんですね。 でも自分ちのデスクトップのファイルだったわけで。 それをアップし忘れていたわけで。  
ああ。  
うっかりさん。 もう逆ギレ気味にお詫びするしか! そして花見に急ぐしか! 太巻き作って食べるしか! 桜餅なら道明寺!! …以上のような手順で命の洗濯をしました。 自宅近辺そして新宿御苑、太巻きには鰻と桜でんぶ、 桜餅は、桜餅なら道明寺(涙すら浮かべて)。 労働への意欲がふたたび沸き起こってきたかのような 錯覚がふつふつと沸き起こってきたところで、皆様も どうか飽きるくらいに花という花を見倒されますよう、 それではさようなら、また来週(あたり)!


(つづく)


 

フラワードランカー


「うっかりミス撲滅!!」



「いや、その元から絶つという発想はちょっ




(完)





それはそれとして、コンビニのプリンアラモード。
いやあ、いいですね。

「いいね!(親指アップ)」

当サイトは甘党向けに最適化されています。
(この項つづく)


はるばる九州から来られた方と、はるばる北海道から
来られた方と、はるばる新潟から来られた方と、
電話でダンナについ旧姓を名乗ってしまう人妻と、
「いや、それは上手いというよりも、生殖能力に
問題ありなのでは?」な疑惑が急浮上した独身絶倫
男性と、最近AV男優(ある種の)としてデビューを
はたした指圧師兼心霊治療師などなどの面々と囲んだ
飲み会は、おおらかな下ネタが5キロ爆弾のように
炸裂しまくる大戦場と化し、たいへん楽しゅう
ございました。

「2日前に仕込んでおけば女の子!!」

男女産み分けの奥義も伝授されました。
(上のはとてもかいつまんだ結論ですが)



さてさて、あったかいですね。
梅も満開ですね(以上練馬より)。

どうして花見といえば必ず桜なんでしょうか。
非常に日本ならではだと思いませんか。

これがたとえばオランダでは、花見といえばもう
絶対にチューリップなんですね。
酒にもオランダであればこそ法に触れない各種の
化学物質がふんだんにミックスされていて、みんな
夢見がちな瞳になって風車を襲ったりするんですね。
髪は緑。踊りはテクノ。全身ピアス。

しかしそこまでの羽目外しが許されにくい日本でも、
路傍に可憐な花を咲かせたオオイヌノフグリを
見つめ、ひそかに語りかけながら50人単位で
歩道にひしめき、杯を傾ける、そんな新しい花見の
ライフスタイルを受け入れるだけの下地はすでに
出来ているのだと、夢見がちな瞳で彼は語るのだった。


「梅を見て飲むなら梅酒だろうって言ってるんだよ」
「ビールサーバーは胃洗浄にも使えて便利だしね」
「‥‥ぅおっ‥(←木に肥料を提供中)」


そんな花見を心待ちにしているかと言えば、けして
そうとも、いや、
しかしまず、なにはともあれ、
桜餅なら道明寺。

予約します!今年こそ!



(つづく)


 

春発電

春が、春がやって来るよ!


こわくて布団から出られないよ!








 
寝坊。 しかし春の寝坊は、ああ、もったいない!! こんな季節のよく晴れた平日の午前中に散歩なんか した日にゃもう、澄んだ光の美しさ、吹き渡る風の 爽やかさそして暖かさ、鳥のさえずりののどかさに 至るまで、あらゆる環境的要素があなたの脳に 永久的な損傷を与え、社会人として機能できない 体にしてしまうのです。 ああ… 遠くに行きたい(末期的)。 そんな素敵な季節を前にして。 トランス状態に入り損ねたイタコみたいな目つきで バイト先にて仕事中の倉田さんの机には 「ただ今発電中」と 書かれたでっかい垂れ幕が。 「ためしてガッテン」の収録ですか? そうなんです。(いや収録じゃないです) 花粉症には悩まされることがない僕ですが、発電には たいへん、たいへん悩まされているんですよ。 「ぱきっ」「ほあぁ!?」 席を立つたび!! 何に触っても!! なんなんでしょうか、もうラップ音もかくやという いい音がしますよ。 金属と手のあいだにちっこいイナズマが光りますよ。 静電気をとりのぞくためのステッカーがドアノブの 下なんかに貼ってあるんですけど、これに触って 「ぱきっ」と言われたのには頭に来ましたよ。 なんのためにあるのかね君は! やる気があるのかね君は! こっちには無いけども! あれかな、マウスの動きで発電しちゃうのかな。
あるいはモニターから直接電気が。
あと、おにぎりとかからも。
おにぎりはちょっとむずかしいんですが、 でんぷんで発電するという説ですね。 なんかこれが一番近い気がしてきたぞ。 あ、いや、ほら、おにぎりのカロリーがね… おにぎりを食ってやっと体が動きだし… つまり運動エネルギーが電気になるんですよ。 ほら!ほら!なんかそれらし… ええ、つまり、結論としては、 もっと寝よう!春だし!  
うっかりミス撲滅のために。


(つづく)


 

シェフの気まぐれ失踪


偶然はぼくの神!!





コンピューターがぼくの左脳!!








*ドドドドドオォォ(怒濤のごとき時の流れ)*






「うーわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
(つとめて楽しげに流されるフリで)




よりわかりやすく図解すると、こうですね。↓


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 →
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜【】 → 〜〜〜〜 →
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 →
   →流れの方向




一体どういうことなのか。

そう、





忙しかった。(忙しかった。)



死ぬほど。(死ぬほど。) にしきのあきら風にリフレインしてみたところで 言い訳がましさが消えるわけでもなく。 毎日午前1時に帰ったり、2日も3日も家を空けたり、 僕は冷蔵庫のことなどすっかり忘れて楽しい日々を 過ごしていました。 そして冷蔵庫は、死の世界と化していたのでした。 現場の惨状に愕然とする調査団。 「一体どのような非人道的行為がここで行われた というのであろうか!?」 「(挙手して発言)放置プレイ」 さして長くない一人暮らしの年月に、思えば僕は なんとたくさんの食べ物の死に遭遇してきた ことでしょう。 あまりにもたくさんの腐臭を嗅いだので、 「腐臭にもネ、これがいろいろあるのネ」って マギー四郎似の監察医みたいな鼻にかかった コメントがいっぱしに吐けるようになったのが 自慢といえば自慢かな? 鼻にかかってるのはつまんでるからなんですよ 奥さん!ねえ奥さん? *その他の監察医
  1. ケーシー高峯似の監察医
  2. 水野晴郎似の監察医
  3. 大地康夫似の監察医
  4. 岸田今日子似の監察医
  5. 大山のぶ代似の監察医
  6. みんなで楽しく慰安旅行
  7. そして殺人事件が…
いやほんとに腐臭って色々なんですね。 あ、あとね、黙ってたけど 例のスイカも結局ちょっと腐らせちゃいした。 全体の約30%、アンケートで言うなら 「どちらでもない」に相当するくらいの部分が 血にも肉にもならずに焼却場ゆきに。 スイカだからどのみち血にも肉にもならなさそう だなんて、言っちゃいけない! いやまあそんなわけで、3月になりましたので。 ひとつ心を入れ替えて。


花見でございま(早すぎ) あと、若林へ。 ゆっくり療養されたし。また飲もう。


(つづく)


 

倦怠さん


野菜の皮むき器でヒゲ剃れないかな‥‥。





そんなふとした思いつきから始まる大惨事を
よそに、練馬は今日も平和です。

明日も多分平和です。

明日は昨日のあさってです。

酒を飲んだのはおとといです。





どんぶらこ(容赦ない時の流れ)* ‥‥あっ、え、も、もっと前? やばい!



倦怠期です!! あっ、いやウソ、いまの嘘。 いや、あの、倦怠感なのです。 だるだるクンin練馬なのです。 週に2回も徹夜で飲むと、 ええ、週に2回も徹夜で飲むとですね、 まるで倦怠感でじっくり煮込んだジューシーな お揚げがモズにさらわれて庭の梅の木に引っかかって 風に揺られる様子を描写したパントマイムの 「それは置いといてー」 「それは置いといてー」 「それは置いといてー」 「それは置いといてー」 「それは置いといてー」 「うーんうーん、置いてきぼりうーん…」 「何うなされてんの」 どうしてこんなにだるいのか。 もしもし亀よ亀さんよ。 徹夜で飲んだ者をうちのめすのは二日酔いではなく、 空腹と睡眠不足なのだと再認識させられた朝。 なにを食ってもおいしい! なにを食わなくても死ぬ!! そんなターミナルな終末的空腹状態に痙攣しながら むさぼり食らう魚肉ソーセージのおいしさよ。 「ぼくが死んだら一緒に埋めて下さい」 「はいはい(スコップで土をかけながら)」 さてそんなわけでふたつの飲み会、これがどちらも ある種の同窓会、みたいなものでした。 一つは雑誌の読者の同窓会。 ちなみに担任の先生にあたるのがここのお二人。 この日の模様は、今回の主賓だったロンドン氏や 遅れてきた男こと長井ミゲル氏やらがかなり克明に 当時の様子を記しているのでそちらを見ていただく として、付け加えなければいけない事といえば、 「へっぽこ幹事 must DIE !!」 これにつきます。 はい、幹事は誰ですかー? はーい、僕でーす! 「そんな幼稚園児っぽく言っても許しません」 幹事が携帯電話を持ってないと連絡系統がものすごく 混乱しますよ!(教訓) あの人の居場所を確認するにはまずこの人に連絡して つないでもらい…式の伝言ゲームな連絡網は戦争なら あっという間に部隊全滅で軍法会議で銃殺ですよ! ああ、でもよかった、全員無事で。 だから幼稚園の遠足ですかっつうの。 ああ、反省。 ああ、だるい。 そしてもうひとつは、会社の同窓会。 同じ会社の元社員と現社員と元バイトと現バイトが なにかといっちゃ仲良く集まって飲んでます。 会社をサカナにしてるんですよ。 恐ろしいのは、その場に加わっていた現社員が 数ヶ月後にはサバサバ顔の元社員として同じ 場に加わっている、という現象が繰り返されて いること。 今回も新たに一人の新入社員さんが加わって、 労働条件の過酷さや、社員のあの人やこの人の 奇行愚行のあれこれをネタにさんざん盛り上がって おられました。 これは時間の問題とみた。 一体どういう会社なんですか。 遅刻に寛容な、いい会社です。 ‥‥ああ、反省(遅刻をですね)。 それにしても、こんなに仲が良いんだから、辞めた 人たちで集まって新しい会社を始めるといいんじゃ ないかと思うんですよ。 そうだそうだ、そうしよう。 運転手は君だ。 社長は僕だ。 あとの愚民はなんか喚きながら窓を叩いてるから 早く発車してくれたまえチミィ…ってうわぁ!? (窓ガシャーン) ポスト飲み会反省症候群とけだるい白日夢に 脳の芯まで冒されながら、静かに春を待つのです。 「…それは寝坊って言うんじゃないのかな?」


(つづく)

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