粘土との日々

素材は、数種類の太さの針金、ガムテープ、
そして石塑粘土(商品名はアーチスタ・フォルモ)。
紙ヤスリで削った後で仕上げにジェッソを塗ります。

グループ展初日は7月の9日でした。
作り始めは(写真の日付によれば)6月27日でした。
自分にしてはずいぶん余裕をもって始められたものだと
後で思ったものでした。


作品1号の骨組み。
脇に見えてるハサミみたいなのは文字無し大時計の針。
(その後ものすごくジャマになり、作業中は取り外すことに)

作品2号はより行き当たりばったりに、とりあえずブラさげて様子をみる。

30日ごろにはなんとなく骨組みができました。

さらに格子状に針金をはりめぐらせてから、張り子を作る要領で
薄く伸ばした粘土を貼りつけて形を作ってゆく。

形崩れしないように太い針金で補助(後で取り外す)。

ストーブでもうれつに強制乾燥(それはそうと世間は夏でした)。

まったく地面に置けない形なので、壁にぶら下げたまま作業。



いよいよ表面仕上げ。過去作も仕上げのやりなおし。



ひたすらヤスリがけ。部屋中にうっすらと白い粉の膜が。


あっというまにギャラリー初日。夜が明けてもまだ仕上げのジェッソを
塗り終わってませんでした。搬入の車が来てもまだ塗ってました。
でも間に合いました。いえほんとに間に合いました。おおむね。

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