杏仁天国

ドンブリで杏仁豆腐を!


まあニュアンスとしては
「ティファニーで朝食を(ヘップバーン)」
と
「東京に原発を!(広瀬隆)」
のちょうど中間ぐらいの感じなんですけど、
どうでしょうか。


「わかりませんな。(談)」



…甘党なので!(急に言い訳がましく)

…でもも好きですが!

だからまんじゅうを肴に日本酒飲んだりしますよ。
ビールには芋けんぴが一番合いますよ。

杏仁豆腐にはズブロッカが合うんじゃないかと
いま思いました。
杏露酒は合わないような気がします。


えー、つまり横濱は「へいちんろう」の杏仁豆腐の
素をですね、一箱ぶん作るとちょうどラーメンの
ドンブリになみなみと一杯分になるのでですね、
作ってみたわけなんですけどね、

いいですよ、これは。

もう明日から杏仁豆腐が主食の国に単身赴任に
なってもいい!と思いますね。
思うだけで契約書にサインとかはしませんけどね。

毎日食事に杏仁豆腐が出るなら無実の罪で収監
されてもいい!とは思いませんね。
サーティーワンアイスのアメリカンチェリーが
入ってるやつって杏仁豆腐の味がしますよね。

 
杏仁豆腐がうまくない中華料理屋は失格です。 黒い中華料理屋でも、白い中華料理屋でも、 杏仁豆腐がうまいのが良い中華… っていうか、黒い中華料理屋って…なに? ファンキィ・ドレッドかつキンキィ・アフロな 感じの中華料理屋ですか? 「ゲラッパ!」とか 「ヘイ!リローイ!」とか(すいませんね)。 ところで、なんとなく報告する義務を感じたので 書きますが、前回の日記をアップした後で、案の定、 風呂が煮えてるのに気が付きました。  
宿命というものについて深く 考えさせられました。 涙の数だけやさしくなれた気はしませんでした。 そうだ、湯船で杏仁…(おやすみなさい)


(つづく)



 
  跡地にて

呪われたように前回とおなじシチュエーションで、
つまり日も暮れかけの午後6時半、ほかの出品者が
酒と料理で歓談中の会場に、みっともなくでかい
包みを抱えてみっともない猫背で到着した
クラタタカシさん(練馬区在住・ほぼ無職)は、
しかしなにもおかしなことは起こらなかったかの
ように一年ぶりの友人たちと言葉をかわしながら
徹夜明けの胃袋にビールを蓄える作業に没頭し、
その場がおひらきになってからは誘われるままに
銀座のちょっと高めなバーに連れて行かれてメニュー
を開いても事の重大さ(高い!)がいまいち
飲み込めないくらいのいい湯加減の脳味噌で、
近況報告や行きつけのゆかいな店の紹介
(ひとりが教えてくれたのは、錦糸町にあるという
相撲ジャズ喫茶。エスプレッソがうまいという
この店にひしめくのはなぜか競馬帰りのイイ顔の
オヤジばかり。店内には店主の趣味のジャズが流れ、
店内のテレビには店主の趣味の大相撲が映し出され
て、それを血走った目で見上げるオヤジ達。
うっちゃりと、ウッドベースと、3馬身。
コルトレーン、曙そして、マキバオー
(ちょっと違う)。耳に挟んだ赤鉛筆。
オヤジのすえた体臭とマーブル模様に混ざり合う、
エスプレッソの深い薫り。ある意味でこの世とは
呼べない空間。)
…などでそこそこの盛り上がりを見せていましたが、
夜9時半ごろに突如容態が悪化し、
店内でぐーぐー寝ました。



ごめんなさい。まだハガキ出してません。

「第4回 SUN FLOWER展」、場所はこちら!
 
ギャラリー向日葵にて、7月31日まで! ハガキは金曜くらいに届く予定です。 …いやもうほんとに、すいません。 いいです、忘れてください。 何かが終わった後の場所には、つねに同じ種類の、 奇妙な安らぎが訪れます。 楽しい祭りでも大惨事でも、終わった後に 降りてくるのはいつも同じ顔をした静寂の天使で、 その場にいる人間ひとりひとりから牛乳瓶1本分 くらいずつ血を抜いて行くので、うれしくっても かなしくってもみんななんとなく脱力するのです。 抜かれた血は次の祭りや大惨事のためにとって おかれます。 鍋で沸騰させたやつをジャーとかけるんですよ。 さて、作品が巣立っていったあとの我が部屋の 様子はというと、「襲撃後」というか「拉致連行後」 というか、そんなうれしくないアフター感に溢れた 混沌の様相の上にうっすらと、場所によってはブ厚く、 粉雪のような白い粉が降り積もって、 「冬の絨毯爆撃」 または 「パン工場の惨劇」 などという題がふさわしい、 詩情あふれる一枚の絵になりました。 タイムリミットに背中を蹴られながら、 お部屋のなかででっかい粘土の固まりにえんえんと 紙ヤスリをかけ続けたので、 こんなデコレーションになったのでした。 もうこんな部屋に帰るのがマジで怖くて、 昨夜はつい人んちにお世話になっちゃったんですが、 一日空けたからって部屋の中が片づいてるわきゃー ないですよね。 むしろ食いかけのラーメンが鍋のなかで腐ってて、 びっくりしましたよ。 「…全部食ってなかったのかい、坊主?」 あと、いま見に行ったら風呂の水がドバドバと あふれ出してて、これもちょっとびっくりしました。 忘れてました。 点火したもんかどうか、ためらいますね。 ええと、とりあえず、ほんとに、ありがとう。(私信)


(つづく)



 
  ねんどくんの夏

きょうもねんど君は粘土を買いに町へ…
 
あ、暑うぅ。 さいきん家にこもりっきりだったので 気が付きませんでした。 暑い、暑すぎる。 ぼくはエジプトにいるんですね、 そうですね? さっそく町の駐在さんに聞いてみました。 「スフィンクスはどこですか?」 「エジプトです」 それにしても、なぜ毎日粘土を買わなきゃ いけないのか? ちまちま買わずにまとめて買っておけば いいではないか? とお思いの方もいることでしょう。 そうじゃないんです、違うんです。  
でかすぎるんです。 作品が。 一度に4つも5つも買って帰っても、あっという間に 作品に食われて消えちゃうんですよ。 食べ盛りの子供を持った親の気持ちがよくわかります。 「小学2年で体重60キロか…」 そして、部屋に帰るとストーブがガンガンです。 なぜかというと、粘土を強制的に乾燥させるため。 お部屋が外より暑くなりました。 …このままでは死ぬ! そこでクーラーもガンガンにしてみました。  
暑寒ううぅ。 こっち側が暑くてこっち側が寒い、ここは一体 なんていう国ですか!? というか、電気のメーターがビュンビュン回ってる のが目にみえるようです。 いつ、でんこちゃんwithスーパーデンキーズ (*電気警察のこと)がドアを蹴破って「指導」に 現れるかと、気が気じゃありません。 ちなみに、電気警察(何?)の人は、みんな プラスチックの下じきを携帯しています。 あと、中の一人は必ず、なんだか重そうな金属製の バケツを体から精一杯離すようにして持ってますよ。 なんだろう。罰ゲームかな? 近くに来ないでほしいですね。 …などとくだらない事を書いてるうちに。 午前1時になりました。 搬入当日の。  
うわ!


(つづく)



 
  ねんどくん月食

それは16日の夜のことでした。

ぶらりと散歩に出たら月が欠けてたのです。

「うわあ、大変だあぁ!!」

大あわてのヘタレ走りで警察署に駆け込む
クラタタカシさん(埼玉県出身・現練馬区在住)。

「…ほうほう、駅前に止めてあった自転車にねえ」
「一人ならともかく二人ですよ、赤ん坊がカゴの
 中に!」
「あー、双子なんだ」
「双子なんですよ。で、紙に『かわいがってやって
 ください。名前はチョリソーと
 リューイーソー(緑一色)です』って」
「国籍がよくわかんないな」
「で、かわいがってやってたら夕方になって母親が
 『どおもー、お世話になりましたー』ってつれて
 帰りましたよ」
「情景が目に浮かぶね。あっ、携帯鳴った。
 ちょっと待って。はい大泉署! …なに?
 ウランバートルで殺し!?」
「遠い遠い!それ遠すぎ」
「でも姉妹都市だし」
「本当に姉妹都市だったらどうしよう」
「あと駅前の『和民』で飲み放題900円だって」
「電話誰から?」
「それは私でございます(第三の声)」
「うわー、出てきた出てきた」
「汗だくだあ」
「中にいるのは知ってたんだけどね」


…今日は何日でしたっけ?

22日? おやおや。

いやあ、滞りましたね、更新が。
なにしてたんだっけ?
月食は見た記憶があるんですけど。

あとは粘土を買いに行きましたよ。
来る日も来る日も同じ店で粘土を買いました。
しまいにはお店の人に「ねんど君」と
呼ばれるようになりました(未確認)。

ねんど君はおうちに帰ると毎日粘土をこねました。
すると、どうでしょう。

仕事が入ってしまったのでした。
「え?お盆進行?」

ねんど君は泣く泣く粘土に別れを告げて、
ごはんのために働きました。
すると不思議なウラシマ効果が現れて、ねんど君は
西暦2000年7月22日の世界にタイムスリップ。
その世界ではネンド君はギャラリーの展覧会に
作品を出品することになっていて、のこされた
時間はあと3日、作品はというと
「スターウォーズ・帝国の逆襲」に出てきた
デス・スター程度にしかまだ出来上がっていない
という、ある種のディストピアというか、
現代社会への警鐘というか、
手遅れになる前にまず相談というか、
そんなようなことになっていたのでした。

というか、なってます。現在進行形で。

おやおや(人ごとのように)。

そんなわけでこれからねんど君は粘土とたわむれる
魅惑の3日間です。
「なぜ粘(以下略)?」
「そこに粘(以下略)」

今回の作品がなにに似ているかというと、
えーと、えー、
でかいです。

できるのかなあ。



(つづく)



 
   あれが出ます

ゴキブリが出ます。

小さいのが出るんですよ。
生まれたばっかりの、尾っぽのところがピンと
立ってる、ぴっかぴかの甲羅がまるでおろしたての
ランドセルみたいなゴキブリ一年生達が、
今日も元気に登校です。
…どこへ?

「やあ!ゴキブリ小僧たち、今日も元気かい?」
ってアメリカのアゴ割れ紳士風に挨拶してみましたが、
ゴキブリ小僧っていう呼び方はまったくもって
どうなんだろうかと思いました。

おかしいなあ、ホウ酸団子も置いたんだけどなあ。
大量に置いたんですよ。
FBIが盗聴器を大統領の部屋にしかけたのと同じ
くらいの熱意をもって置きましたよ。
つまり黒いサングラスをかけて黒いスーツ姿で置いた
ということです。
この暑いのに。

「え?何?」

アイボ(電動ペット)ってゴキブリ捕りの機能は
付いてないんですかね。
赤外線とかで追尾しませんか?
レーザーで攻撃とかしませんか?
ぜひしてほしいです。そんなターミネーター似の
電動ペットなら買いたいです。
見つけるやいなや、全てを破壊しながら猛追撃を
開始するんですよ。
夕餉の食卓は大パニックですよ。
ゴキブリ似のパパまでうっかり餌食ですよ。
そして捕まえたのを嬉々として見せにきたり、
その場でバリバリ食ってみせたり、
人がペットに求めているのはそういった(以下略)


店先に桃が並ぶようになりました。
すごい吸引力です。
僕は桃にかなり弱いのです。
夏は桃です。スイカなんか別にどうでもいいです。
桃を食わなきゃダメです。

「桃を食わなきゃだめですか」
「だめです。食わないと5点減点です(神様談)」
「5点も引かれたら僕は23級市民ですよ!」
「ずいぶん低い級だねまた。そろばんでもそんな級
 ないよ」
「というか、このどうでもいい話の設定としては、
 1級市民っていうとたとえば誰になるんですかね」
「えーと…漠山先生とか?」
「あー」
「そんなガッカリした顔しなくても」



(つづく)



 
 口内ディザスター

口内炎できっぱなし。

ところで口内炎って知ってます?
って聞かれたら、たとえば
「大西洋を知っているか?」
などと切り返すのが粋らしいですよ。
そうかな。

しかし本当にこの世には口内炎を知らずに人生を全う
できちゃう人もいるらしいんですよ。
なんてうらやましい。
たとえば、無差別爆撃の恐ろしさを知らずに暮らせる
よりも、口内炎の恐ろしさを知らずに暮らせる
人生の方がすばらしいとは思いませんか?
「思いませんな。(談)」
そうですね。

しかしたとえば、下唇の内側の右と左にきれいな
シンメトリーで真っ白けのクレーター状に直径5ミリ
くらいの見事な口内炎がニコニコと居座ってる
状態でも、あなたは自分の主人は自分だと
言い切れますか?
何しろごはんがうまくないんですよ。

嗚呼(いろんな意味で)。


とにかく口内炎に縁のある人生です。

金がないときでも口内炎だけは切らしたことがない
というか、口内炎だけにはいつもモテモテというか、
えー、
つまり口内炎好きのする人柄というんでしょうか、
あるいはむしろ「口内炎立ち寄り所」と
呼ぶべきというか、口内炎のほうは影では
「公衆便所」と呼んで…うぇっ?

*その他の命名
「口内炎工場(の秘密)」
「口内炎駆け込み寺」
「口内炎まつりin米子」
「口内炎の方はドリンク無料!」
「口内炎を公民館などに集合させ集団ヒステリーの
心理を利用して巧みに高価な羽毛布団を(以下略)」



「ビタミン足りてないでしょ?」
「それは手相見の発言としてはどうなんですか?」
「いい薬あるよ」
「えっ、ということはここは薬局?」
(以上新宿の路上にて)


いや、やっぱり野菜ジュースでしょう。

野菜ジュースのコツ。
なるべくどろっとしてまずそうなのを
選ぶようにしましょう!
なんか栄養ありそうですよね。

今日は勢い余って2本飲んでしまいましたが
どちらもまずかったです。ゆえに銘柄は秘密です。
飲んだ後いやなゲップがでるくらいの奴じゃないと
治りませんよ。敵は口内炎なんですよ!

全然治りませんけども。



(つづく)



 
 サンダー練馬

カミナリを見に行ってきました。

ところで、うちのマシンはいまだに漏電中です。
ビリビリ。
「どうせビリビリで死ぬならカミナリ様に!
ワーオ!」
ゴルフクラブを振り回しながら家の外に飛び出すと、
そこにはスタンガンで武装したカミナリ親父50人
からなる自警団が!

「悪い子はいねがぁ〜〜(談)」


物騒な世の中ですね。


「上はカミナリ、下はキャベツ畑、な〜んだ?」
それは今夜の練馬区でした!
練馬の空は広いです。
いいカミナリが見えましたよ。上から下へ降りる
だけの稲光じゃなくて、空の真ん中でメチャクチャに
こんがらかった稲妻がほとんど漢字のようでした。
「努」とか。


ポツリ、ポツリ、ときて、
次の瞬間にはものすごい土砂降り。
その最初の雨粒があなたの頭に命中する瞬間には、
あなたの頭のてっぺんからはるか上空の雨雲までの
空間は、猛スピードで落下中の雨粒でぎっしりと
埋まっているわけですよ。

傘もって出ればよかったなあって、思いますね。


そして、昨日聞いたビーグル町の話。

どこだか関西の方に、ビーグルだらけの町があるんだ
そうです。そこらへんで犬を飼ってる家というと、
かならずビーグル。それがなんと全部たった一つの
つがいから生まれた子孫で、数えてみたら200匹
近くも!という話。TVで紹介してたんだそうです。

「あれだね、その町ではビーグルを飼わないと
 村八分にされちゃうんだよね」
「その町に新しく越してきた人は怖いだろうね」
「どの家にもどの家にもビーグルが!
 この町は一体!?」
「で、何日かすると『ピンポーン』て」
「開けてみるとなんか小さな箱を抱えたおとなりの
 人がいるのね。中をのぞくとかわいいビーグルの
 仔犬が『ク〜ンク〜ン』」
「『…き、き、来たあ〜!!』」
「毎週、日曜の夜にはそのビーグルと飼い主が
 小学校の体育館とかに全員集合するんだろうね」
「なんかの儀式が行われてる」
「そもそも実はビーグルじゃないんだよね」
「中になにか入ってんだ」
「そうそう、宇宙から来たなにかが」
「だれも見てないときに目がピカーって光る」
「地図上でビーグルを飼っている家に印をつけて
 いくと、でっかい『』の字が浮かび上がる」
「あー、あの玄関に貼ってあるシールみたいな」

じつは中にアイボが入ってる…という説は
いま思いつきました。
アイボって目が光るんでしたっけ?

エビチリはタケノコとかで増量するとエビの少なさを
ごまかせますよ!というのがゆうべの収穫。



(つづく)



 
 自宅で電気処●

いろいろな方の感想を総合すると、
どうやら「メニューがわかりにくい」という
大欠陥をかかえているらしい当サイトなんですが、
僕は最近モデムで感電するようになりました。

スイッチの所に触るとビリッうわっ!!



忘れますね、いろんな事を。


ゆうべは気が付いたら風呂がゴボッガバッボコ
ボコッガボッガバ「もしもし?」ボゴボゴガバッ
という具合に大沸騰&大フィーバーで、
いつ点火したのかがもうぜんぜん思い出せません。

困ってます。
具体的にどこがどういう風に困るのかは
まだよくわかりません。

それにしても、このモデムは本当にどうなってる
んでしょうか。
外付けハードディスクの金属部分でもビリッときます。
CDRライタもやばいです。
うちのマシンの周辺機器全体が、ゆかいな電気ショック
おもちゃに変わってしまってうわっ楽しビリッ。
(白目)
これがいわゆる、あの、
漏電というやつですか?

コンピュータ周辺の猛烈にタコ足状態な配線の
なにかがどうにかしてどうにかなっちゃってるの
だろうとは思うんですが、
なぜ今突然になんでしょうか。
いままで何ともなかったんですよ。

このまま放っとくといつか感電死しちゃいますか?
そして美術館は建ちますか?(答え:建たない)
山田か○ちはうっかり死ななくてもどのみち30に
なる前にはこの世から卒業してたに違いないという
説をどう思いますか?

あ、そうそう、死にそうになったときに、
始めにちょっと首を振って回転を与えてやらないと
例の走馬燈は回り始めないらしいですよ。
(まめちしき)



(つづく)



 
 ちょんまげ

さしばは生きていたのでした。

落ち武者ハゲのかわいそうなライオン、
「さしば」の話は以前にもしましたが、
JR千歳船橋駅の2番線ホームでその姿を最後に
確認されて以来、消息がわからなくなっていたのでした。
千歳船橋って…なに県?

しかしなんと就職が決まってましたよ。
こないだ電話したんですけど。
電話が通じててまたびっくりしたんですけども。

仕事はというと、きいて納得。
二ャンまげ@日光江戸村。
そして、どっと混む。
(ゴールデンウィークとか特に)

落ち武者ハゲにはまさに天職。
そして着ぐるみいらず。
問題は、4本足で歩くお侍さんはあまりそこらでは
見かけないんじゃないかと、
まあそのあたりなんですが、そうかそうか、
面接も通ったか、よかったね。


日光江戸村といえば、姉妹村として、江戸に
江戸日光村っていうのがありますね。

知らない人のために説明しておくと、
ここは名前の通り、日光がさんさんとふりそそぐ
ヌーディストビーチです。
一糸まとわぬ姿の犬やネコやネズミやクマが、
太陽の光を一杯に浴びながらそこら中に転がって
ひからびています。

あえてコメントするなら、全員毛深いですね。

「(ナレーション)核戦争後の地上にはおそらく
 このような光景が広がっているのでしょう。
 こういった突然の死に際しては、うっかりすると
 ものすごく面白いポーズで死んでしまいがちなので
 注意が必要です」


なんの話でしたっけ。

そうそう、さしばの話なんですが、これで子供達の
人気者だね!…と思ったらそうでもなくて、辻斬り、
あいや違った、辻斬られなんだそうですよ。
本物の二ャンまげに通りでばっさり斬られるだけの
役で、それを1日に50回くらいやるんだそうです。
園内のあちこちで。

というか、あれですか、二ャンまげは辻斬りですか?
そこは本当に江戸村なのだろうか?
場所どこ? …え? 戸田?(埼玉県)


あとですね、なんか怒られるとまずいので
「二ャンまげ」の「二」は漢字の二にしてあるんですが、
気が付きましたか?
これで検索にもひっかかりません。ナイス偽装!
江戸村でどのみちひっかかっちゃうだろうというのは
内緒です。


なんにしても、仕事が見つかったのはいいことです。
肉が食べられるようになるといいね。
体が肉を受け付けてくれるかどうか、
それはまた別問題。



(つづく)



 
 慈悲もなく

「今回ちょっと手抜きだよね」

作品を前に開口一番、痛いところをぶすっと
刺すような発言を繰り出してくるあたりは
さすがに妹、歯列矯正器をはめてるわりには歯に
衣着せぬ物言いが身内ならではというか、自分こそ
グータラしてないではやいとこ定職に就けよ、おい。
などとこんなところでみみっちい反撃をせずには
いられないほどに、その指摘はまったく図星!
というか
命中!(どーん)
でございましたので、なんつうか、あれだ、
本当の事を言ったら処刑されちゃう国にでも行って
奥ゆかしい性格を再開発してみるというのはどうだ、
妹よ?

…精進します。


そんなわけで、先日をもちまして、
とりあえずグループ展は終わりました。

今回はとうとう招待状を出さずじまいで終わって
しまいました。
なんでこのワシにハガキをよこさんのだ!と
ちゃぶ台のうえに仁王立ちで怒ってそうな、
あの人やあのへんの人の顔が目に浮かびます。
ごめんなさい。
でも次はちゃんと出しますから!
え?もう来ない?

続けざまに、今月もまたやるのです。
今度は銀座。

前回の教訓を生かして、今回は毛並みのきれいな
を展示!
それから毛を三つ編みにしてリボンをつけた犬を
つれて会場中をねり歩いたり、鉛で裏打ちした
フリスビーを仔犬の群れに投げ込んで
命中した数を競ったりするという楽しいお祭り
なんですけど、見に来ませんか?

見に来ませんか、そうですか。
25日からですよ。
いや、犬のことは忘れて下さい。

あ、そうそう、ワッフルごちそうさまでした(私信)。



(つづく)



 
 錦糸町の宴

今日は錦糸町で呑みました。

呑みましたよわりとしこたま!
東京ドームに換算するならスタンドで売り子が
売ってる検尿カップになみなみと注がれた
チョコレート味の特濃バリウム2.5リットル分
くらいは呑みましたね。
しかしそんなものは東京ドームには売ってないと
いうじゃないですか!
うわぁだまされた!(あなたが)

今日は例のギャラリーに居たのです。
グループ展の5日目です。

さすがに日曜なだけあって、色々な人が会場に
足を運んで下さいました。

そして彼らが去った後には、色々な国の
カラフルなお菓子が残されていました。

それを鳥のようについばむ出品者たちなのでした。
(人によってはハイエナのように)

ごちそうさまでした。


終わってからは、北口の方にぶらりと歩いて、
なんとなく落ち着いた居酒屋が、その名も
「百人一酒」。
十二単を着せられた百人の客が、たった一杯の
酒を命がけで奪い合うという地獄絵図なんですね?
そうなんですね!?
もう僕らの目には涙が浮かんでいます。

オリジナル料理は「わさびシューマイ」と
「餃子ウィンナー」。

わさびシューマイというのは、中にねりワサビが
ぎっしりで「うわっ、これ罰ゲーム!?」という
代物なのかと思いきや、皮がみどりなだけで別に
何の変哲もないただのシューマイ。
と油断して一口で食べると、すこしたってから
ものすごいツ〜ンが鼻を襲うという、
恐怖のリーサル毒食物なのでした。
おいしかったです。

餃子ウインナーというのは、外見はただの
ソーセージなのに、食べるとまるっきり餃子の
味しかしないという、恐怖のミュータント擬態食物
なのでした。おいしかったです。

そして、北口駅前の巨大オブジェの正体が
ついに明らかに!
というか、まずはそんなものがあったという
事実が明らかに。

「ヘ音記号だって」
「ふーん?」

説明を読んでもいまいち釈然としない顔で
みんな帰りました。



(つづく)



 
 酒と何かと揚げ出し豆腐

つぼ八で呑みました。

<ここからひとくちメモ>
北海道が発祥の地らしいですよ。さいしょ八坪の店
だったから「つぼ八」なんだそうですよ。
<ひとくちメモおわり>

…でですね。
皿の裏側って、見たことありますか?
どの皿にもどの皿にも、謎の暗号が
書いてあるんですよ。

壺にコンクリート詰めされて八郎潟に沈められた
たこ八郎をモチーフにしたマークが入っていると
ばかり思っていたのに!
とか救いようのない酒場ジョークに場を汚しつつ、
連れとひゃーひゃー騒ぎながらあらゆる皿を
ひっくり返し始めてともすれば周りの客の皿まで
奪いかねない大惨事に発展しかねない勢いの
勢いでした。
君ら、酔ってただろう。
はい、たまたま入ったのが居酒屋だったので
仕方なく酔いました。
これが本官の仕事ですので!(前後に揺れながら)

でまあ肝心の暗号が何だったかというと、
ほとんど忘れちゃいました。

酔っておりましたので!(直立不動&敬礼)

あっ、ちょっと思い出した。

醤油の小皿が「せ-1」なんですよ。
で、料理の取り皿が「あ-11」。
そのほか「さ-6」とか。

…暗号?

「せ」は「背脂」の「せ」!
んじゃ「さ」は「砂糖」の「さ」!
「あ」はえーと「赤だし味噌」?
つまり、これは全部調味料の名前だという
ことですか?


「なるほど!」


満身の力を込めた納得のあと、夜はどこか誰も知る
ことのない明日へと流れて消えて後には何も
残りませんでした。酒も翌朝には残りませんでした。


グループ展にわざわざ足を運んで下さった
マツモト様、ありがとうございます。
本人不在で居心地悪くさせちゃって申し訳ないです。
平日はバイトが入ってて、行けませんでした。
そうそう、アレが何に似てるかって、
「トナカイでしょこれ?」
というのがほかの出品者の人たちの共通意見でしたよ。



(つづく)

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