スクリプト解説 > 画像でちょっと便利

 

10/cs/cs2 ぜんぶ印刷

対応バージョン:10/cs/cs2
2006年12月23日 debug (ファイル未保存の際にメッセージ表示)
開いてあるファイルの入っているフォルダ内のファイルをすべて一括で印刷します。印刷可能なファイル拡張子は、ai、eps、pdf、psd、jpg、gif、bmp、png、tif、tiffです。
確認のダイアログなしにどんどん印刷するので手間いらずですが、psdファイルだけ、開くときに確認ダイアログが出てしまうことがあるようです。

■動作確認にご協力ください! (WinのCS、Macの3バージョン)■

使い方:
印刷したいフォルダ内のファイルをひとつ開いて、メニューから「ぜんぶ印刷」を選んで実行してください。
確認のウィンドウが出ますので、この時点でキャンセルしたいときは「いいえ」を選んでください。「はい」を選ぶと、印刷を始めます。このとき、ファイルそれぞれについて、最後に保存したときの印刷の設定がそのまま適用されます。事前に、印刷範囲などについてちゃんと設定されているかを確認しておいてください。
印刷枚数は、始めの状態では1枚に設定されています。枚数を変えたいときは、スクリプトを開いて、枚数設定の部分を書き換えてください。
また、印刷して欲しくないファイル形式があるときは、スクリプト内の拡張子リストを書き変えてください。
サブフォルダ内のファイルは無視されます。

フォルダ関係はちょっと注意! >>
 

10/cs/cs2 ぜんぶ印刷(同じ種類)

対応バージョン:10/cs/cs2
2006年12月23日 debug (ファイル未保存の際にメッセージ表示)
開いてあるファイルの入っているフォルダ内の、いま開かれているファイルと同じ種類のものだけまとめて印刷します。開かれているのがaiならaiだけ、epsならepsだけを印刷します。

■動作確認にご協力ください! (WinのCS、Macの3バージョン)■

使い方:
印刷したいフォルダ内のファイルをひとつ開いて、メニューから「ぜんぶ印刷(同じ種類)」を選んで実行してください。
確認のウィンドウが出ますので、この時点でキャンセルしたいときは「いいえ」を選んでください。「はい」を選ぶと、印刷を始めます。このとき、ファイルそれぞれについて、最後に保存したときの印刷の設定がそのまま適用されます。事前に、印刷範囲などについてちゃんと設定されているかを確認しておいてください。

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10/cs/cs2 画像どっさり配置(画像の一括配置)

対応バージョン:10/cs/cs2
2005年06月19日 modified (扱える拡張子を変更)
画像どっさり配置

一つのファイルに大量の画像を一括配置したいときに使ってください。
リンクで配置された画像をひとつ選んで実行すると、その画像と同じフォルダに入っている画像がすべて一度にリンクで配置されます。
このとき配置されるのは、フォルダのなかにある以下の拡張子を持ったファイルすべてです。
(ai、eps、pdf、psd、jpg、jpe、jpeg、gif、bmp、png、tif、pct、pict)

配置された画像には、最初に選んでいた画像も含めて、すべて「レイヤー」ウィンドウ上の名前に画像のファイル名が書き込まれます。
使い方:
配置したい画像ファイルのうちの一つを、「ファイル>配置」で配置してください。このとき、かならず「リンク」のチェックを入れておいてください。
この配置画像を選択した状態で、メニューから「画像どっさり配置」を選んで実行すると、同じフォルダにある画像をすべてリンク配置します。画像は順に書類の左上から右下にちょっとずつずれて重なって配置されます。

画像と読み込み先が同じフォルダに入っている状態で実行すると、自分自身を読み込もうとしてエラーが出てしまいます。近日中に修正の予定ですが、いまのところは画像は別フォルダに置いてお使いください。

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10/cs/cs2 画像どっさり配置(同じ種類)

対応バージョン:10/cs/cs2
2005年04月04日 up
上の「画像どっさり配置」と基本的には一緒ですが、選択したリンク画像とおなじ拡張子のファイルだけを配置します。
使い方:
リンク配置した画像を選択した状態で、メニューから「画像どっさり配置(同じ種類)」を選んで実行してください。

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10/cs/cs2 画像の総とっかえ

対応バージョン:10/cs/cs2
2005年04月04日 up
画像の総とっかえ

ひとつのフォルダからべつのフォルダへ、書類に配置された画像のリンクをすべて置きかえます。
つまり、「****_1」というフォルダにリンク画像をすべてまとめておいてからこれを実行すると、「****_2」というフォルダに入っている同じ名前の画像にリンクを張りなおすということをします。
これが何に便利かといいますと、たとえば、たくさんの重い画像を配置しなければいけないときに、解像度を低くした画像でレイアウト作業を行って、最後に一括で印刷用の高解像度の画像に置き換える、などということができます。
クリッピングマスク、不透明マスク、サイズの変更、角度の回転の適用はそのままで入れ替えられます(エンベロープが適用されたものは入れ替えができません)。同じ名前の画像が書類のなかでいくつも使われていても大丈夫です。
使い方:
リンク画像用に二つのフォルダを用意します。名前は何でもかまいませんが(ただし半角英数字で)、最後に「_1」と「_2」という文字を付けておいてください。二つのフォルダは同じ階層に置いてください(書類とは別の階層でかまいません)
「_1」のついたフォルダの画像を書類にリンクしておき、レイアウトなどの作業を行ったあとでメニューから「画像の総とっかえ」を選んで実行すると、「_1」にリンクされていた画像をすべて置き換え、「_2」にある同じ名前の画像にします。
この状態でもういちどスクリプトを適用すると、今度は「_2」から「_1」に置き換えなおされます。

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 レイヤー別に保存・書き出し

対応バージョン:10/cs/cs2
2006年12月31日 debug(書き出し処理の変更)
ひとつのファイルから、レイヤーごとにファイルを生成
ひとつのファイルの中の各レイヤーをそれぞれ1ファイルとして、指定したフォーマットで、別名保存もしくは画像の書き出しを行います。
保存・書き出しできるフォーマットは以下のとおりです。
[ ai , eps , pdf , psd , swf , gif , jpg , png8 , png24 , svg ]

フォルダ関係はちょっとご注意! >>

使い方:
(1) まず、書き出したいファイル(aiまたはeps)を開いておいてから、スクリプトを実行してください。設定用のテキストがファイル上に作られます。


(2) 書き出すフォーマットを指定するために、このテキストを書きかえてください。


(3) 書きかえたら、もう一度スクリプトを実行してください。設定用のテキストが書き変わり、こまかい設定が出来るようになります。


(4) これをまた書きかえて、さらにもう一度スクリプトを実行してください

ファイルと同じ階層に新規フォルダが作られ、その中に各レイヤーが指定の形式で保存されます。
新規フォルダの名前はファイル名の後ろに拡張子をつけたものになり、作られるファイルの名前は、各レイヤー名に通し番号をつけたものになります。
空レイヤー(なにもオブジェクトのないレイヤー)は、書き出されません。非表示のレイヤーとテンプレートレイヤーは書き出されます。

*ファイル上の設定テキストとメッセージですが、CSだけ、残念ながら日本語が文字バケしてしまうため、英文(Javascript本来の設定名)で出るようになっています。そのままでは意味がわかりにくいと思いますので、こちらをご参照ください。バージョンCSでの書き出しオプション設定

*pdfについては、保存オプションのうち、ビットマップ画像の圧縮に関する部分が、javascriptの変数をそのまま書く形で設定するように作った結果として、そのままではわからない部分があります。これも、こちらをご覧ください。PDF書き出しのオプション・対応表

設定用のテキストは、ファイル上ならどこにでも移動できます。
コピーして、他のファイルの設定テキストとして使うこともできます。ただし、オブジェクト名(レイヤーウィンドウを開いて個別のオブジェクトを表示させたときに見られる名前)が消えたり、書き変わらないようにご注意ください。
設定用のテキストが複数あるときは、重ね順で一番上にあるテキストの設定が適用されます。ひとつのファイルに複数の設定テキストを置き、必要に応じて傘ね順を変え、別フォーマットで書き出すこともできます。

《改造のTIPS》
スクリプトの、「// 保存/書き出しオプションのプロパティ設定」のコメント以下の部分をリファレンスに従って書き変えると、書き出しのオプションを増やすことができます。必要に応じて適宜変更してください。

フォルダをあつかうスクリプトに関して、ちょっと注意していただきたいこと

フォルダ名と書類の名前のどちらにも、日本語(2バイト文字)が入らないようにしてください。
つまり、そのファイルが入っているフォルダ、そのフォルダが入っているフォルダ……と順々にさかのぼったすべてのフォルダの名前が半角英数字でないと、エラーになってしまいます。ただし、Windowsの「マイドキュメント」フォルダはそのままの名前で大丈夫です。また、WindowsXPだと、大抵問題なく処理できるようです。(XPでもできないことがあって、まだそのあたりがよくわかっていません)

また、スクリプトを適用するまえに、作業するファイルを一度「別名で保存」でおなじ場所に上書き保存してください。
Windows環境だと、これをしないと作業するファイルがどのフォルダにあるかを正しく読み取ってくれないことがあります。

現在、上のどちらかの原因でフォルダ内のファイルをうまく拾えなかったときには、メッセージを出して対応の方法を知らせる形に、スクリプトを順次書き変えています。

なお、いまのところ、作業するフォルダ・書類はすべてローカルの同じハードディスク上にあることが前提になってます。