めしいうさぎが

	　よろよろと

	　　あるいてゆく夕暮れ時

	

	老
	猫
	の
	哲
	学
	的
	な
	背
	中
	

　　　透明な百円ライターのなかに
　　僕の恋人が入っていて
　押すたびに彼女の息吹は
世界を照らす。
	

函館の朝市の狭い路地を抜けると

其処には


秘密結社の総統が
ひとりで
焼酎を　　　　　あおる

	乳歯を失ってからは笑えない
	

	爪
	の
	長
	い
	も
	の
	の
	ふ
	

	盆栽には
	妖精が住んでいて

	　勝手に出前を
	　とるので
	

熱湯をかけてみた。


　　　　　悶絶していた。
	

	明日は
　　　　口を縫いつけられ
　　　　　　　耳を削がれた
　　　　　　　　　　　　婦人団体の
　　　　　　　　　　　　　　　　　祭り
	

	土偶に道を
	訊かれる不思議
	

お金を貯　　　め　　　る
つもりだったのに、

貯　　　　金　　　　　箱　　には

「拾った　　乳　歯」

　　　がビッシリ　　　　　と。
	

	幼い老婆の
歯のない笑顔
	

コックリさんで

　　　社歌を
　　　　　　作詞
	

	社長が
　　憑かれ
	

　　ど
　　す
　　ぬ
　　る
　い
昼
下
が
り
	

	蝉を貸してください
	

            め          じ
　　　　　ら　　　　　ゃ
　　　　　に　　に　が
　　　　　ん　　　　　い
　　　　　　。　　　　　　も

「マタタビビール。」

「じゃ俺ラム正宗。」

野良猫
の瞳には
サバンナ
が見える

座禅
　　修
行中
　　に
仇討
　　ち

ﾊﾅﾁﾞﾃﾞ
ｶｲﾀ
S O S

　ロ
　ッ
　ク
　ン
　ロ
　�[
　ル
介
護

ひからびた
　　猿の腕で
　　　　　殴打

ぼくの釘バット

　おねえちゃんの釘バット

　　お母さんの釘バット

　　　　おばあちゃんの釘バット

　　みんな　おそろい

ニトロ
　と
パセリ

おい、タニ
シはどこへ
行った？

鬼のような
　　　　　　クリスマスケーキ

　し
　な
　び
　た
惑
星

『
　毛
　肉
　玉
　　』
と言う名の猫が

奈良って天竺にあるの？

	めしいうさぎが

	　よろよろと

	　　あるいてゆく夕暮れ時

	

	老
	猫
	の
	哲
	学
	的
	な
	背
	中
	

　　　透明な百円ライターのなかに
　　僕の恋人が入っていて
　押すたびに彼女の息吹は
世界を照らす。
	

函館の朝市の狭い路地を抜けると

其処には


秘密結社の総統が
ひとりで
焼酎を　　　　　あおる

	乳歯を失ってからは笑えない
	

	爪
	の
	長
	い
	も
	の
	の
	ふ
	

	盆栽には
	妖精が住んでいて

	　勝手に出前を
	　とるので
	

熱湯をかけてみた。


　　　　　悶絶していた。
	

	明日は
　　　　口を縫いつけられ
　　　　　　　耳を削がれた
　　　　　　　　　　　　婦人団体の
　　　　　　　　　　　　　　　　　祭り
	

	土偶に道を
	訊かれる不思議
	

お金を貯　　　め　　　る
つもりだったのに、

貯　　　　金　　　　　箱　　には

「拾った　　乳　歯」

　　　がビッシリ　　　　　と。
	

	幼い老婆の
歯のない笑顔
	

コックリさんで

　　　社歌を
　　　　　　作詞
	

	社長が
　　憑かれ
	

　　ど
　　す
　　ぬ
　　る
　い
昼
下
が
り
	

	蝉を貸してください
	

            め          じ
　　　　　ら　　　　　ゃ
　　　　　に　　に　が
　　　　　ん　　　　　い
　　　　　　。　　　　　　も

「マタタビビール。」

「じゃ俺ラム正宗。」

野良猫
の瞳には
サバンナ
が見える

座禅
　　修
行中
　　に
仇討
　　ち

ﾊﾅﾁﾞﾃﾞ
ｶｲﾀ
S O S

　ロ
　ッ
　ク
　ン
　ロ
　�[
　ル
介
護

ひからびた
　　猿の腕で
　　　　　殴打

ぼくの釘バット

　おねえちゃんの釘バット

　　お母さんの釘バット

　　　　おばあちゃんの釘バット

　　みんな　おそろい

ニトロ
　と
パセリ

おい、タニ
シはどこへ
行った？

鬼のような
　　　　　　クリスマスケーキ

　し
　な
　び
　た
惑
星

『
　毛
　肉
　玉
　　』
と言う名の猫が

奈良って天竺にあるの？